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扱いが雑・・・可哀想な夏の庭の記録 2017/06/13/Tue
梅雨入りして、蚊が出始めているので、すっかりガーデニング熱が冷めたワタクシです。
とはいえ、いろいろお花は咲いてはいます。
せっかく咲いているのに、ぞんざいに扱われてしまう夏の庭のお花。
可哀想なので、写真だけでも載せておこうと思います。
一季咲きのピエールドロンサールは、来年まで花は咲きません。今は
シックな色のドライフラワーとなっています。
夏の庭の主役はユリです。背が高く、甘い香りを放っています。
おしべやめしべが何とも妖艶な形をしています。
こちらも、背が高くなる三尺バーベナ。
今年はどうやらブルーベリーがいっぱい実をつけてくれそうです。
ブラックベリーも実がたくさんついて
熟して赤から黒になるのを待つグリーンの実です。
ブラックベリーは、種が硬くて、実は去年収穫した実が、冷凍室に居ます。花だけでなく、実も、雑に扱われてしまう夏の植物・・・
今年は、ちゃんと煮て、濾して、ベリーのソースを作ろうと思います。
これもデトックス 心や体が出すサインを見逃さないで 2017/06/04/Sun
みなさま、瞑眩(めんげん)という言葉、ご存じですか?
私は、今、あることに悩まされています。
それは、体のかゆみ・・・。「めんげん」が久々にやって来ました。これで3回目、今回は結構大規模です。
めんげんは漢方の用語で、いわゆる「毒出し」。好転反応とも言います。体が、溜まった良くない物を出して体質改善しようとして、頭痛や吐き気や発熱や下痢などの不調を起こします。症状は人によって様々あるようですが、私の場合は湿疹です。
4月のとある日、突然くしゃみと鼻水が止まらなくなり、いよいよ花粉症デビューか??と思ったら、次の日には何事もなかったかのようにピタリと治まり、そこから、体に湿疹が出始めました。
あ、これは・・・
すでに過去に2回経験しているので、これが虫刺されや下着のかぶれなどではないことはすぐにわかりました。
肌が総毛立つようにぷつぷつと突起し始めて、激しいかゆみ。我慢できないので掻いていると、先端から血と何やら体液が出てきて、それがかさぶたになっていきます。どんどん範囲が広がって、体中がかゆくなって、かさぶたがまるで水玉模様のよう・・・・。だんだんと皮膚が紫色っぽくなってきて、熱を帯びたような感じになっていきます。体が、内側から必死に何かを出そうとしている感じです。
そう言えば、ここのところかなり食生活が乱れていました。甘いものを食べ過ぎていたし、買ったものを食べたり外食も多かったし、体を温めることを怠っていました。要するに「調子にのっていた」・・・。
体はちゃんとサイン送っていたのです。口内炎が出来たり、ものもらいになったり。免疫力が落ちているぞ、このままだと命に係わる病気になるぞ、と。
瞑眩は、悪い所に出るそうです。過去2回は足首から始まり、全身に広がりました。多分婦人科系が弱っていたのでしょう。
今回はそけい部(脚の付け根)が一番ひどいので、リンパの流れでも悪くなっているのでしょうか?・・・過去2回とは違い、ひざから下に全く出ないのは本当に不思議です。
有り難いことに、顔と手首から先には出ないので、服を着ていればわかりませんし、出る物が出きってしまうと治まります。私の場合、だいたい2か月ほどの辛抱です。
ついつい楽な方へ楽な方へ行ってしまうものです・・・人間。
わかっていても止められないものもあるし、明日死んでしまうかもしれないんだし、好きなようにすればいいって発散するのもたまにはいいけど、明日も普通に生きている可能性もあるのだから、投げやりになるのはいけません。
体の声に耳をすまして、サインを見逃さないようにしませんと。
まったくもって学習能力のない私。
まずは主食を玄米に戻します。3分づきなので、白米の2倍時間を長くするくらいで大丈夫。良く噛んで、ゆっくりいただきます。
おかずも和食中心で粗食に。食べ過ぎないように気を付けながら。
甘いものが食べたくなったら、アイスやチョコレートではなく、レーズンやプルーン、季節の果物など自然なもので我慢がまん。
白砂糖は体を冷やす上に中毒症状があって、止めるのは一苦労。こんなことにでもならない限り、自主的に控えるなんてことは不可能です。
だからこそ、体はちゃんときっかけを作ってくれます。今はその時。
今の体は、今まで自分が生きてきた結果です。
先のことを考えると不安になって、メンタルが安定しません。だから、10年後のことは考えないのが私のモットー。でも、1年後はまだ元気でいたい。
それにはほんの少しの我慢も必要ですね。しばらくは続けて、ゆっくりバランスをとっていきたいと思います。
不思議なのは、めんげんが始まるちょうど1週間前、訳もなく無性に物が捨てたくなって、家中の収納場所から要らない物を出して断捨離していました。
体より、心の方が先に毒出しを始めたようでした。
やっぱり、心と体はつながっているみたいです。
《6月6日追記》
この投稿をお読みいただいた皆様からたくさんご心配をいただいてしまいました。ありがとうございます。
深刻なことではないので、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。これはいわゆるデトックスで、症状も慢性的なものではないので、しばらくすると止まって以前より体調が上向いていく、その途中の段階です。気持ちはとても穏やかで、人間の体って面白いな~・・と、毎回かなりの興味を持って経過を見守っております。
新緑のグリーンの美しさが主役 初夏の庭 2017/05/16/Tue
バラの季節です。
ピエールドロンサールは、
たくさんのつぼみが開き、
上から覆いかぶさるように、咲いています。
開き始めの、ピンクとクリームのグラデーションのと
開ききってピンクだけになったのと、どちらもきれい。
うれしくて、無駄にシャッターを押してしまいます。
ピエール以外のバラも開花し始めています。
これはイングリッシュローズ「ウィンダミア」。白バラのはずが、やはり私の庭では心なしか黄色とピンクが入って来ています・・・でもこの色は好きなので、良しとします。
この子は、花持ちが悪くて(満開の翌日には花びらがハラハラと落ちる)、体が弱く病気がち。でも、何と言っても香りが最高です。ずっと鼻をくっつけていたいぐらい・・・
こちらはもうひとつのイングリッシュローズ「ヘリテイジ」。ここ数年は花数が少なく、敗北宣言。この子も花持ちが悪く病気がちなので、もうあきらめてしまおうかな・・・
バラ以外では、クレマチスが満開です。
テッセンです。去年の10倍ぐらいつぼみがつきました。バンザーイ!
角の所は、クレマチスと黄色のテイカカズラと淡いピンクのつるバラ「ブラッシュノアゼット」が入り乱れて咲いています。
ほかにも宿根草など。これはブルーのお花の丁字草。去年より背が高くなってきました。来年はもっと大株になってくれるといいな・・・。
これは何だろ・・・植えた覚えのない葉っぱ。
草間弥生・・・?
今は主に白と淡いピンクのお花が咲いています。でも、この季節、主役はやはり新緑のグリーン。新鮮な若々しい緑が輝いています。
隣家がせまっていて狭いほんの3畳ほどの庭。なのにちっとも手入れが行き届かずまだまだです。
でも、多少は進化しているようにも感じます。 植物が大きくなって、株が充実して来ると共に、私のイメージもだんだん定まってきました。
2013年はまだこんなに殺風景な変な庭でした・・・この4年の間に、ブロック塀を白いペンキで塗ったり(今も時々補修中)、結構大きい木を切って切株を掘って撤去したり(大変でした)、大きなレイアウト変更と試行錯誤のくり返し。やってみなければわからないことばかりで、今まで枯らした植物は数え切れません。
でも、続けていると何とか形にはなっていくものですね・・・ 続けるって一番大事・・・。
バラが咲き始めました 春の庭のフィナーレ 2017/05/08/Mon
バラの季節です。
今年も、ピエールドロンサールが咲き始めました。
今年の一番花はこの子です。
花びらの形状と枚数の多さにため息です・・・
今年は、真ん中のピンクの所が
去年より濃いような・・・
ピンクからクリーム色へのグラデーションがたまらなく綺麗です。
桃みたいなつぼみが
たくさん膨らんで来ているので、全部咲くのが楽しみで仕方ありません。
お天気が荒れませんように・・・
こぼれ種で咲くオルラヤがあちこちで咲いています。
スズランは、花はこれ1本きり・・・残念・・・。
そろそろ花が終わりかけて、茎が徒長し始めたので、切り花にしやすくなって来ました。
ブルーガーデンっぽい色のお花たち。
キッチンにも、庭の花。
反対側にはパンジー。全部自分の庭のお花。うれしいな・・・
ほんの2週間前には、チューリップが満開でした。
なんて短い春・・・
今は、このベンチも隠れて見えません。花のなくなった球根の葉っぱが黄色く枯れ始め、蚊が発生、庭が荒れ始めています。これから梅雨が来て、猛暑が来て、雑草がはびこりますが、その寸前の、バラが咲く庭。
最後の最後のお楽しみです。
ベンチに掛けているのは新しいキットです。ぜひご覧になって下さい
刻々と変化する春の庭に出来れば今はずっと居たい 2017/04/25/Tue
この季節は、日々変化する庭の植物から目が離せません。うっかりすると、仕事そっちのけで庭に出てしまいます。
でも、よそ様のブログやFacebookなど見ても、ガーデニングや家庭菜園などしていらっしゃる方は皆さんそう書いているので、私に限ったことではなさそう・・・ちょっと安心しました。
先週の花壇の写真。
ヒヤシンスが満開でした。でも、チューリップはまだ葉っぱだけだったのが、今週は
ヒヤシンスが終わり、チューリップが満開です。忘れな草や都わすれが咲いています。クリスマスローズの新葉が青々と茂り、へビイチゴの勢いが増して制御不能です。
購入時から振り回されてきた球根も、クライマックスを迎えています。
多分、ネットの写真では濃いローズピンクだと思って買ったものは、またもや「赤い疑惑」。
つぼみは、いい感じの色でしたが
咲いたら、やっぱり赤・・・。
これはこれで素敵なチューリップなのですが、私のイメージとは違っていました。
でも、花も終わりの頃には
また少し赤紫っぽく変化し、大人っぽい色になってきました。
このチューリップは、葉っぱや蕾がグレイッシュで魅力的だったのですが、
お花の色は平凡で、私が思っていたピンクではありませんでした。と言うか、うちの土のせいで黄色がかってしまったようです。
でも、これも花が終わりに差し掛かってきたら、少し深みのある色に変化しました。
アンジェリケ。やっぱりこれが1番可愛いな・・・
昨年までは、どの植物もみんな「ん」の形に茎が伸びる私の庭でしたが、今年はこんなに真っ直ぐです。
でも、上手くいっているように見えても、問題は山積。この、お花が黄色っぽくなってしまうのは、どうすればいいのかしら・・・
ピンクパープルだったフリルのパンジーも、いつのまにか黄色に・・・
それでも自分で育てたお花はどれも可愛い。殺風景な事務用品の横にお花があるだけで、気持ちが和んで、嬉しくて何度も見てしまいます。
蚊が出てくるまでの、ほんの短い間のことです。あと少しだけ、お花の世話を楽しみましょう。
目指せ憧れのブルーガーデン今週も球根問題はつづく 2017/04/16/Sun
今日は気温も上がって、半袖の人も見かけましたね。
私の庭のお花たちも、たくさん日の光を浴びて、気持ちよさそうに風に吹かれていました。
2012年から始めたガーデニング、なかなか思うようにいかなかったけれど、この春、やっと自分の庭が好きに思えるような状態までもってこられたような気がします。この場所にはどんな植物が合うのか、強くて生き残る品種は何なのか、5年やってきてやっとうっすらわかってきたような気がします。
そして、自分がどんな庭にしたいのかが明確になってきました。完成形は、ブルーと白、パープルとピンクのお花だけが咲く庭。
だんだんとそのイメージに近づいて来たようで、毎日嬉しくて、この時期は一日に何度も窓から花壇を眺めています。
隙間だらけだった花壇も、葉っぱが大きく成長して、だんだん土が見えなくなって、お花で埋め尽くされてきました。
ブルーガーデンの陰の主役、大好きなスミレの花が咲いています。
園芸用に改良されたパンジーやビオラも好きだけど、自生するスミレはもっと好き。
種が飛んで、来年はもっとたくさん咲いてくれるといいな・・・
入り口の所のつる日日草も、植えてから2年まったく花が咲かなかったのに、今年初めての開花。嬉しい!
植物にも競争心があって、隣に負けまいと伸びるのだと聞いたことがあります。今はそれが真実に思えるほど、みんなどの子も、上に上に首を伸ばしています。カワイイ・・・。
そんな中、またしても事件です。
んんん??? 何・・・これ・・・
黄色の??? チューリップ???・・・なんで黄色???
だーかーらー、ブルーガーデンだってば・・・(キレぎみ)
でも、もしかしてアプリコットピンクみたいなのが、うちの土の成分の関係で黄色になっちゃったのかも・・・
とりあえず、パプリカみたいな強い黄色じゃなくてグレープフルーツみたいな色だからこれはこれでいいか、と動揺を隠せず無理無理自分を納得させていたところ、
みるみるうちに赤の斑が入って来て
黄色から赤へのグラデーション・・・
めちゃめちゃ変な色です・・・
ほかのお花の色とまったく馴染まず、ひときわ異彩を放っています。球根6個中3本しか咲かず、しかも1本は赤にならず。なんだこれ・・・
去年やはり想定外の赤鬼のようなチューリップが咲いたまさに同じ位置。もしかしてこの場所呪われているのか?
花が終わりかけたら早々にカットして、気を取り直すことにします。
ギボウシが新しい芽を出して
ピエールも順調につぼみをつけています。
お楽しみはこれからこれから。
去年の教訓はまったく生かされず今年も球根に困惑 2017/04/04/Tue
新年度がスタートしましたね。みなさま、いかがお過ごしでしょう。
私は今年は特に変化なしですが、中には転勤やお子様の進学や自立、自分の職場が変わったりと、この春が人生の節目という皆さまも多いかと思います。日々の生活に慣れるまで、緊張や疲れで体調を崩しやすい時期なので、ご自愛下さい
さて、
ただいま私はレッスンの参加者を絶賛募集中でございます。
まだ今年度の予定がはっきりしないということもあろうかとは思いますが、そろそろ何か始めたいな・・・と思い始めるゴールデンウィーク中からレッスンがスタート致します。もちろん初心者でも十分楽しんでいただける内容になっておりますので、あまり難しく考えずぜひ気軽にご参加下さい。お待ちしております。
レッスンについては、また後日ブログ記事を書きたいと思います。
ちょうどそのレッスンの頃には、バラも咲き始めるのではないでしょうか・・・今は、赤いツヤツヤした新葉がたくさん出ているところです。
この写真は、去年のピエールドロンサールです。 今年は、枝がさらに太くなって、恐ろしい形状の棘がびっしりついているので、剪定や誘引などは怖くて出来ず、ほぼ放置の状態です。 それでも花は咲いてくれるでしょう。(希望)
今週は、ずっと気温が高い日が続いて春本番という陽気みたいなので、 花壇のお花も一気に成長しそうです。
先月から、わくわくして待っていたヒヤシンスですが
んんんん????
まさかの、あ、赤???
ヒヤシンスって、紫と白、あってピンクまでのイメージで、赤はなかったわ・・・
写真では濃いめのピンクのように見えますが、実物はもっと赤に近いのです。
去年は赤いチューリップに泣かされて、今年もまた、赤・・・
しつこいようですが、色にはこだわっているんです!!
だったら、安さにつられて、“ミックス” なんて商品、買わなきゃいいでしょ・・・って話なんですが・・・
と、とりあえず、
香りはいいし、まだまだ蕾がたくさん上がってきていますので、これはピンクなんだと自分に暗示をかけながら見ることにします。
こちらは、去年咲いた球根を掘り上げてまた植えたものです。安定の、紫と白・・・
お花は少なめですが、ちゃんと咲いてくれました。
満開になった白の沈丁花。いい香り・・・
お??
しばらくしたら、ウサギの耳のように花の中から葉っぱがピヨ~ン!
こうやって背が伸びるのか・・・知らなかった・・・まだまだ小さいので、どんどん伸びて大株になってちょうだい。
今年は、あちこちで種を飛ばしたスミレが咲いています。
土があるような無いような所にも。 置かれた場所で咲きなさい的に。
いろいろな植物が新しい芽を出してぐんぐん成長しているのを見ると、わくわくして、時間を忘れます。
これはブルーベリーの蕾。なんだか七色に光っている感じがします。新しいシュートも出て来たので、いっぱい実をつけてくれるといいな・・・
ジューンベリー。新芽はどこかに少し赤い部分があって、きれいで可愛い。この木は、もう枯れたのかと思っていたらちゃんと生きててくれました。白いお花が咲きます。もっと大きくなって、去年よりたくさん実をつけておくれ。
ちょっとお高いフリルのパンジー。可愛いのはいいけど、枯れたお花がどれなのかよくわからない・・・
最初1ポットだけ買って植えたイングリッシュデイジーは、毎年縄張りを広げています。冬のあいだもずっと緑の葉っぱが寒さに耐えていました。
こんなふうに、放置しても次の年まで生き延びて、こぼれ種で増えたり、枯れたと思ったらちゃんと生きてて芽を出す植物だけが残っていく私の庭。これから、暑さと蚊が出るまでが、1年で唯一の私のガーデニングオンシーズン。毎日庭に出るのが楽しくて、しゃがんでじーっと花壇をのぞき込んでいます。
ところで
その去年の赤いチューリップですが、引っこ抜いてみたら、捨てるにはもったいない丸々立派な球根だったので、こんなどうでもいい水道の横にぞんざいに埋めておいたのです。
そしたら今年もすでにちゃんと蕾をつけて、皮肉なことに、 たくさん植えたチューリップの球根の中で、結局この子たちが一番乗りで開花しそうです・・・
布好きさんの光と影 あきらめと希望が交錯する写真の難しさ 2017/03/15/Wed
春はもう間近と思いきや、今日はまた冬の寒さに逆戻り。
みなさまいかがお過ごしでいらっしゃいますか?
私はお蔭様で元気で、ここ数日、久々に布の掲載をやっておりました。やっと掲載数が150点を越えましたが、まだまだ種類としては半分。引き続き頑張ります。
さて、
私のサイトをご覧になって下さるということは、やはり皆さま布好きさん。このサイト以外でも、ネットで布を探したり購入したりすることがあるかと思います。
そんな時、届いた実物が写真と違ってがっかりする、または、写真と違って意外にヨカッタと喜ぶ、という経験をされたことはありませんか?
かく言う私も、最近は小売店がメーカーから仕入れをする時もネットで注文というケースが増え、届いた反物を見て「えー・・・これか~・・・・」と落胆することもたびたび・・・。
とは言え、写真と違うじゃないですか!とクレームをつけるなんて有り得ない・・・それは、布の写真を撮ってインターネット上に上げることの難しさを、自分自身が一番よく知っているからです。
なんと言っても、布は写真に上手に撮られてくれません。写って欲しくないシワや影はやたらと鮮明に写るのに、肝心なところはうやむやで、角度によって布目が作り出す変なモアレ現象が出るし、明るくすれば色が飛び、色味を優先させると見た目は暗い、もう、補正しても補正しても、決して実物どおりには見えません。
各社各店舗が、苦労に苦労を重ねても、やはり現状が限界、それほど布の写真は難しいのです。
しかも、出す側が「これは結構実物に近い」と思って上げた写真も、見る側の環境で明るくも暗くも、青くも赤くも見えてしまう、これはいったいどうすれば・・・?
もうすっかり古いネタですが「青と黒のドレス論争」皆さまお試しになったことはありますか?
ぜひ複数の方々でご覧になってみて下さい。
これ、2年前家族友人6人で試したところ、私と夫と友人1人は白と金に見え、娘と友人2人は青と黒に見えて、まさにまっぷたつ。しかも実物は青と黒のドレスということで、私自身は愕然としたものです。
これは脳が、光が手前から当たっているか後ろから当たっているかを判断するのが、人に寄って違いが出るのが原因だそうで、確かに目を細めて見直す、というか、青と黒なのだと思いながら見ると、確かに青と黒に見えてくる。要するに、見え方は一定ではない、とうことのようです。
ですから、あらゆるサイトに書いてある写真の色は実物とは違っている場合がございますこれはまさしくこの言葉通りで、画面上で色を判断するのはかなり難しい、というか
ほぼ無理です・・・。
光の作用に加えて、私自身はこれが一番難関だと考えていますが、“人間の思い込み”。こういう色であるはずだ、または、こういう色であって欲しい、そういう想像が、妄想が、色を作り出しているのです。私がネットで布を仕入れる時も、きっと私自身が勝手にその布を創作してしまって、実物とのギャップに落胆しているだけなのです。
でも、
落ち込んでいる場合ではありません。希望は捨てず努力だけは続けましょう。
出す側としては、もちろん写真は可能な限り実物を意識して。写真でわからない部分はコメントで補い、伝わらない部分をリードする。本当はこんな色ですよ、こんな雰囲気ですよ、明るいですよ暗いですよ、〇〇に似ている色ですよ、と見る側の想像を正しい方へ誘導する。写真を加工するテクニックに加えて豊富な語彙力、結構な高いハードルなのでなかなか思い通りにはいきませんが、頑張ります。
見る側の皆様もぜひこんなふうにしてみて下さい。まず写真は実物と同じではないと一旦あきらめましょう。その上での判断基準として、明るいものは暗く写っていて、暗いものは明るく写っている、くすんでいるものは実はもう少し鮮やかで、逆にビビッドなものは沈んでいる。インターネットの写真は、半分の信用度で見てみましょう。
パソコンの場合は、液晶モニターは寝かせると暗く見えるので角度を調節し、輝度のキーを使って明るくして見てみましょう。
スマホは機種にもよりますが、やはり画面の明るさを調節して見られるといいですね。やけにケバケバしく見えていたら、実物はもう少しおとなしい感じかも知れません。
それはそうと、
先ほど「人間の思い込み」をかなりネガティブに捉えましたが、決して悪いことばかりではありません。想像や妄想は創作の大事な“種”です。常識や型に捉われず独自のイメージや世界をもつことが、物を作る唯一の目的だと私は考えています。
写真は信用してはいけないけれど、自分のイメージは確固たる自信を持って膨らませていきましょう。 どんどん展開させて、追及していきましょう。 好きなものにこだわり続け、自慢しましょう。
私のサイトに限って言えば、私は写真が下手なので、すなわち、実物は写真よりイイ!という希望を持って、ぜひご覧下さい。
新しく入った布はこちら3月11日~15日の27点です
クリスマスローズの咲く小さな庭で3・11気持ちを新たに 2017/03/11/Sat
3月11日です。
今日もこうして元気で生きていられることが、どんなに幸運なことか、思い知らされる日です。ほかに何が望みでしょうか、家があって、食べものがあって、仕事がある自分。感謝して、大事に生きていかなければと、今日は特に思います。
なかなか被災地に出向いて行動を起こしたりは出来ないので、買い物をする際、東北や北関東のものがあれば手に取って気に入れば買う、そして
福島の原発では、首都圏の電気を作っていたことを決して忘れないこと、東京に居る身で勝手なことを言わない、これが今私の出来ることです。
黙祷。
早いもので3月も3分の1が終わりました。
私の家の小さな庭にも、春が来始めています。
球根も芽を出し始めました。これはヒヤシンス。
去年は、あちこちにひとつずつ離して埋めていたのを、群生させた方がきれいだということにやっと気がついてくっつけて植えました。
全部がいっせいに咲いてくれるのを、わくわくして楽しみに待っているところです。
チューリップも頭を出しました。これも同じ種類を寄せて植えてあります。すでに自分がどこにどんな色を埋めたのか覚えていないので、咲くのがとても楽しみです。
白のジンチョウゲ。枯れずに育ってくれてヨカッタ・・・
まだ満開ではありませんが、香りが楽しみです。漂い始めたら、一番よく匂う位置に立って思い切り息を吸うつもり・・・
そして、今が見頃のクリスマスローズ。
去年花芽がつかなかった株も今年は全部開花しました。
どの子も下を向いてうつむいているので、少女漫画でイケメンがやるように手であごをクイッと持ち上げて、一人ずつ記念撮影です。
うちのは、みんな花びらが一重で、地味な子たち。
この、花びらだと思っている部分は実は「がく」。
だからこんな↑グリーンの子もいます。
雄しべ雌しべの周りの部分が、本当の花びら。退化してるのだそうです。
2色使いのや
淡いグラデーションや、
同系色だけのや
こんな↓ブラックの子も。
クリスマスローズはあだ名です。本名は「ヘレボレス」っていって日本語では今一つな響きなので、麗しいあだ名の方が定着しました。
お花が全て下を向いているので、ほんとうに残念・・・
でも
毎年枯れずに咲いてくれてありがとう、↓この子が一番の古株。
この子は↓一度瀕死になりながらも、復活して今年初めての開花。
日陰OKのクリスマスローズは、日当たりの悪いうちの庭では救世主です。
これから本格的な春が来て、チューリップ、バラと主役級のお花が咲き始めますが、クリスマスローズはずっと長く散らずに居てくれます。
機会があったら八重のものも植えて、もっと華やかにしていきたいです。でも、八重は少しお値段が張るので、考え中・・・
ガーデニングへの意欲が持続せず、すぐに放置してしまう私に、律義に付き合ってくれている宿根草たち。出来ればもう少し種類を増やして、真冬以外はお花がある状態に持っていけたらと思っています。
私が参考にしている本です。↓
いい本を読んでも、ずぼらが治るわけではありませんでしたが。
ナチュラルを越えてワイルドに、ワイルドを越えてジャングルに・・・
ナチュラル=放置 ではないことを、忘れずに。
食料品以外で久々のお買い物Makitaのハンディークリーナー 2017/02/24/Fri
すっかりご無沙汰してしまいました。みなさまいかがお過ごしでしょう。
私は元気にしております。
風邪もひかず、インフルエンザにもかからず、花粉症も発症していません。ただただ運動不足なだけの、相変わらず家から出ない毎日を送っています。
朝から晩までずっと家で仕事して、スーパーに食料品を買いに行くだけの行動範囲なので、今の私にはお洒落な洋服やバッグ、靴というものが必要ありません。
当然、すっかり興味がなくなって、朝着替える時(実際にはあるものを着るしかないのですが)何を着るか考えるのも面倒に思うようになって来たので、この際洋服は「スティーブ・ジョブズ方式」にしようかと検討中です。
さて、
そんな私が、食べもの以外で久々のお買物です。
これ。マキタのハンディークリーナー。
もともと几帳面でもなく潔癖でもないので、少々の古さや汚れは「味」と呼ぶ私ですが、とにかく扱っているものが繊維ですから、糸くずやホコリは際限なく出ますし、荷造りの際にダンボールの破片やら、隣では木を削っている人が居るやらで、とにかく部屋が汚れます。
昨年からなかなか掃除の時間がとれないので、これはもうお掃除ロボット買うか?と思ったのですが、考えてみたらあれは床しか掃除してくれないし、その床にも椅子の脚、テーブルの脚、無数のカゴなど物があって床面積そんなにない・・・。
あれは、広くて、ものが無いお家のためのものですね。
でも、時間がない時こそ、めんどうがらずにこまめに掃除して汚れを溜めないことが大事だと思うので、掃除機を出してくるのが億劫にならないようにしなければ。
なので、まず必要な条件はコードレスであること。コードレスの掃除機はいろいろ出ていますが、もう床そうじ重視の大きいものは要らない。小回りがきいて、デスクの上や階段も気軽にかけられる軽くて小さいのがいい。
というわけで、ネットでいろいろ探した結果、このマキタのを買いました。
マキタは電動工具などのメーカーで、このタイプのハンディークリーナーは新幹線の清掃で使われていることでも有名です。
本当は、今品切れ中の最新型が欲しかったのですが、待っているとホコリが積雪2cmに達しそうなので、この際妥協しました。
結局何を買ってもどこかには不満は残るし、しばらくしたらそれも旧型になるのですからね。これで十分です。
これまでは、海外メーカーのハンディークリーナーを使っていたのですが、16時間充電して10分も使えないという低機能だったので、このマキタのは比較にならないほど電池が長持ちして感動します。
2~3時間充電すれば、20分くらいは掃除出来てストレスフリー。
HIGHは音がかなり大きいけれど、LOWはまあ我慢できる程度なので良しとします。
それなりにちゃんと吸います。私は、吸引力はそんなに求めていませんでした。なんでも吸っちゃうとかえって面倒だし、吸う力が強いということは排気も大きいということだから。
小さいけれど、紙パックなのでごみ処理も楽そう。パックを買う消耗品代は掛かりますが、フィルターを洗う手間を思えば目をつぶりましょう。
立ってかけられる長いのと狭い所用のノズルもセットされていてこれで我が家の掃除はだいたい間に合いそうです。車の中の掃除にもいいですよね、コードレスは。
部屋のすぐ手に取れる場所に置いておきたいので、本体に余計な色を使っていないところも好きな点です。
家が散らかっていても死にはしませんが、やはりメンタルは弱っていくような気がします。掃除をして、気持ちをリセットして、悪い「気」を排除しましょう。
買いましたから、この小さな掃除機で、毎日少しずつ、ちゃんとまめにお掃除することにします。
宣言。
いちごのスイーツの中で一番好きなのはこれです 2017/01/26/Thu
ペンちゃん(娘・平成6年生まれ)は、ゴールデン定期なるものを持っているので、(*ゴールデン定期=池袋・新宿・原宿・渋谷・恵比寿に途中下車できる定期券のことらしい)時々、仕事帰りに都会のお洒落なスイーツを買ってきてくれます。
今はやっぱりイチゴですよね。
イチゴのスイーツと言えば、ショートケーキが思い浮かびますが、私はふわふわスポンジケーキよりも、こちらが好みです。
イチゴのタルト。
ブルーベリーとか、洋梨とか、チーズとか、いろいろなタルトがありますが
やっぱりタルトはイチゴ。
断言。
映画「マイフェアレディ」で、自分の分を教授に食べられてしまって呻くシーン。
気持ちわかります・・・
恨みます、食べられちゃったら、私も。
私には私の中の『理想のイチゴタルト』というのがあります。
今日ペンちゃんが買ってきてくれたものは、味はかなり近かったです。
でも、上のホイップクリームとブルーベリーは無くてもいいかな・・・。
うーん・・・おいし・・
あと2つは食べられそう。
グルテン抜きも、ここは治外法権・・・てことで。
フリーペーパー『井』14号 テーマ「学ぶ」も一緒にお届けします 2017/01/24/Tue
寒い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでいらしゃいますか?
私は、
ここのところ、誰のせいでもない一人相撲のやらかし系の失敗が続いていて多少へこんでいますが、体は元気です。
(^ ^ゞ
さて、
私が住んでいる地域に、素敵なフリーペーパーを発行して下さる方々がいらっしゃり、私達もお仲間に加えていただいています。石神井(しゃくじい)・井草(いぐさ)・井荻(いおぎ)・そして私の住んでいる大泉(おおいずみ)。水にちなんだ地名が多いこの地を「井」と呼んで、水・土・風に根ざした、まちのイイトコ・イイコト・イイモノを紹介する冊子です。
そのフリーペーパー『井』の14号が届きました。
表紙がリニューアルされています。13号までは手描きのデッサン風だったのですが、お写真にされたようですね。
そして今号には、古い家具の修復を生業にしている私の夫が寄稿させていただいております。(P.13)
テーマが「学ぶ」ということで書かせていただいた短い文ではございますが、もう人生の半分以上古い家具の修理をやっておりますので、夫にとってもなかなか良い記念になったのではないかと思います。
これまでにはもう何千もの椅子やテーブルやカップボードが彼の手を経ていきました。
職人の世界というものは、マニュアルがありません。すべては経験。
数をこなしている者だけが知り得る見極め・技法・コツなどがあり、これは手先が器用とか、才能があるとか、そういう次元の話ではありません。
ただただその物との対峙、毎回毎回壊れた状況や素材や対処方法も違う、毎回が修行です。
そういう意味では、毎日が「学ぶ」。幸運にも、今回のテーマにピッタリの仕事でございました。
本人は淡々として「別に好きで始めた仕事じゃない」とは言いつつも、それなりにやりがいは感じているのではないかと思いますし、私も娘も、体が動く限り続けていって欲しいと願っています。
他にもいろいろとエッセイや素敵な写真、地元の皆さまにはこんな手描きの可愛いmapも載っておりますよ。
私の家はこの地図のもっと左側の方で、切れてしまっていますが・・・
今日からしばらくご注文のお品を送る際、1冊入れさせていただきます。ウェブサイトなどの情報も載っておりますので、お近くでない皆様もぜひご覧になって下さい。
夫は、西洋アンティーク家具を得意としておりますが、木製の家具でしたら製作時代や生産地などに係らず修理のご依頼を承っております。お見積は無料ですので、都内近郊にお住まいの皆様ぜひご検討下さいませ。
修理の仕事のほか、アンティーク仕上げの木製品(ボックス・ウッドバスケットなど)を製作しております。こちら↓
iichiのショップ Folkie(フォーキー)で販売しております。こちらもぜひ一度ご覧ください
特筆することがないままもう1月も半分過ぎました 2017/01/16/Mon
元日に年頭の目標を書いて以来、すっかり間があいてしまいました。
毎日、何かブログに書くべきことはないか、写真を撮るに値するものはないかと、気にはしているのです。でも、無いものですね・・・そんなに、話題って。
面白いことをしてくれる小さい子供もペットもおらず、庭のお花もまだ何も咲いておらず、明るいうちに外に出ないので散歩の途中で見たものをスマホで撮影・・・ってことも全くなく、「あー・・・書くことがないわ~」と思いながら一日一日過ぎていった2週間。
結果、「書くことがありません」ということを書く本日となりました。
誠にあいすみません。
大寒波で各地に影響が出ているようですが、皆様お住まいのところはいかがでしょうか。
今は一年で最も寒さが厳しく、暖かくなるのはまだまだ先ですが、それでも気持ちは少しずつ春の準備に動いていっているようです。買い物をしていると、売り場にバレンタインデーのチョコレート、手作り材料、ラッピング材料が並び始めました。
私のサイトでも、12月に発売した赤を使ったタペストリー↓ から
年を越したらすぐ、こちらのピンクが入ったタペストリー↓ に人気が移行し
桜の頃をイメージしたこちら↓ にもご注文が増えています。
そして
今年に入ってからなぜか皆さまコースターに気持ちが惹かれるのか、こちら↓のキットの注文が急増。
まだしばらくは、実際には冬服を着て過ごすのですが、そろそろ梅も咲き始め、暖かな春の風が吹く頃をイメージできるようになってきているのかも知れません。
こう考えると、早く春向きのキットを出さないと・・・春になってから春物を出すのではいけません。先取らないと意味がありませんの。
急ぎませんと・・・
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます 2017/01/01/Sun
明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
2017年1月1日
年頭の目標、
今年はキットをたくさん出したいと思っています。昨年2016年は全9点で、結局目標としていた10点に届きませんでした。
今年2017年は、少なくとも10点、出来れば月1点の12点を目標に頑張りたいと思っています。
更新がなくても毎日見ていますと仰って下さる皆様がたくさんおられ、感謝するとともに、なるべく短いスパンで新しいものが増えて、もっともっと楽しんでいただけるよう、サイトを充実させていきたいと思っています。
どうぞ今年も、たくさんご覧いただけますよう、心よりお願い申し上げます。
個人的には、
今年もまた、「1年後のことは考えるけれど、10年後のことは考えない」が目標です。
ついつい先々のことを想像してクヨクヨしがちなので、そんな事で時間を無駄にしない、今を、少し先の未来を、悔いの無いよう生きていこうと思います。
とにかく、健康あればこそ。それには、心が穏やかでないと。
免疫力を低下させると言われる3つの感情、不安・怖れ・怒りを排除して、全部を笑いに変えられますように・・・
皆様
また1年、このブログ「まち針日記」も、どうぞよろしくお願い申し上げます
写真は、大晦日に静岡県沼津港から撮影た富士山です
^ ^*
今年も1年ありがとうございました。仕事納めの日 2016/12/28/Wed
本日、2016年、年内の業務が終了致しました。
ゆったり終える理想とはかけ離れ、バタバタと慌ただしく過ぎた一日でした。
また1年、仕事をさせていただき、みなさまに深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。
今年は、開店20周年の記念の年ということで、1月の配色レッスンから始まり、ワークショップを3回、夏には全く予定していなかったサイトのリニューアルと、いろいろ挑戦した1年でした。
でも、
自分としては、やり残した感があって、あれも出来なかったこれも出来なかったと思うことばかりです。
そうは言っても、やりたいことが頭に浮かんで来るのですから、まだいい方かな、と思っています。
来年は、もっとたくさんキットを出したいと思っています。
サイクルを早くして、古いのは整理して、どんどん更新するのが目標です。
仕事以外では、ガーデニングは蚊が出始めると同時に放置してしまい、グダグダになってしまいました。
大きくなり過ぎたつるバラも手に余って、今後どうしたらいいものやら・・・
この写真は、今年の春、庭に咲いたチューリップ・アンジェリケの散る直前です。やっぱり、お花が咲いてくれるのはワクワクしますし、色のインスピレーションのきっかけにもなるので、 とりあえず来年も、春だけでも庭仕事、頑張ります。
春だけって・・・ ^_^;
無事、病気も怪我もなく、1年を終えようとしています。
ありがとうございました。
みなさまも、年末年始、お体を大切に、どうぞ佳いお年をお迎えください
^ ^*
新年は3日より営業致します。
クリスマスの過ごし方とお詫びなど 2016/12/25/Sun
みなさま、メリークリスマスでございました。
すっかりご無沙汰してしまい、クリスマスらしいことも書けず、写真もなく、失礼いたします。
今日、25日クリスマス当日の日曜日、私は平日と同じように仕事をしておりました。
ご注文をいただいているお品を、出来れば年内にお送りしたいと思うのもありましたし、
今年から娘が社会人になり、今日も夜勤の仕事に出掛けて行きましたので、何となく自分もパーティー気分にはなれず、結局おとなしく仕事をしていることにしました。
みなさまの中にも、お子さんが受験でクリスマスどころではなかったり、独り立ちした子供が帰郷せず夫婦二人で静かに過ごしていたり、逆にお孫さんが生まれて俄然にぎやかになったり、昔と変わってきたなと感じておられる方も多いのではないでしょうか。
私も、娘にプレゼントを用意して、ケーキやフライドチキン、シャンメリーを食卓に並べていた頃からしますと、年末の過ごし方も、年を経るごとに変化していくものだな・・・としみじみ感じた一日でした。
さて
今月12日にキットを発売させていただきました『ティーローズのタペストリー』が、私の想定以上にご注文を頂戴し、早々に完売してしまいました。
購入をご検討下さいました皆様には、本当に申し訳ございませんでした。
一部布変わりのキットになりますが、年明けの3日よりご注文を承りますので、良かったらぜひご利用下さい。
(*2017年1月21日販売終了致しました)
このデザインは、Celtic Solstice (直訳:ケルトの夏至)というパターンで、世界中の方が好んでお作りになっているものです。直線の幾何形体が織りなす不思議な曲線が魅力的なデザインです。中央部分は、もっと複雑な星形になっているものや、濃淡のつけ方など、バリエーションが豊富です。
みなさんも、グーグル先生に「Celtic Solstice」と入力して画像検索してみて下さい。
大きくて素晴らしい、迫力のキルトが見られますよ。
私は今回赤いバラのイメージで作ってみました。
なので、バラの栽培の歴史やら、オールドローズとハイブリッドティーローズの 違いについてこのブログに書こうとしていたのですが、そんなのんびりしている間もなく、キットが完売するという事態に陥りました・・・
自分が作るものにどんな反応があるのか、何が当たるのか、予測するのは本当に難しいです。
今回の教訓が次に生かされなくても、どうかお許し下さいね。
^ ^; ←先を見越すのが苦手な人・・・
冬の庭から。小鳥と人間を許してあげた優しいワタシ 2016/12/7/Wed
庭の百日紅の実を食べに、小鳥がたくさんやってきます。
これは、メジロさん。目が白いのがハッキリ写っていますね。
我ながら、なかなか上手に撮れました。
ほかには、スズメとシジュウカラ、あと名前がわからない鳥も来ます。
今日は主にスズメさんたち。
んー・・・カメラに対して真正面て・・・
鳥を撮影するのはホントに難しいんですね。
とにかく、窓に近づこうして部屋の中で少し動いただけで、逃げて行ってしまいます。
仕方ないので、かなり窓から離れた奥で椅子に座ったまま、長い方のレンズで撮ってみました。
百日紅の種は、美味しいのでしょうね。
葉っぱが全部落ちて、実が乾燥した頃に毎年こうして鳥がやって来ます。
地面に落ちた種も、一生懸命探して食べています。
花壇にかぶせている猫よけの金網に止まっています。
ガーデンベンチが、鳥さんたちの落し物で悲惨な状態に・・・でも、花壇の栄養にもなってくれるでしょうから、許してあげます。
スズメ、この落ち葉の写真の中に何匹かいます。
溶け込んでます。
そう言えば、あれからチューリップの球根、届きました。
ペンちゃんに話すと、「問い合わせた方がいいよ。忘れられているだけかも知れないし」と言うので、「いつ頃になりますか?」とメールすると、「7~10日後に発送予定です」と返事が返って来たと思ったら、その3日後に届きました・・・
やっぱり、忘れられていた? 問い合わせが来たので、慌てて送って来た?
何か納得できないものが・・・
(- -)
まぁ、いいです、どうせそれまで植える時間はなかったので。
先日の日曜日にやっと植えました。
春に、たくさん可愛く咲いてくれるでしょうから、このモヤモヤも、許してあげます。
昔はよかった・・・と言わない。それだけで10歳若くなれるのでは? 2016/11/29/Tue
最近、私好みの布を仕入れるのが難しくなってきました。
ファッションと同様に、手芸用の布にも流行のようなものはちゃんとありまして、メーカーさんは当然売れる物をたくさん作り、そうでもないものはどんどん削っていきます。でないと、自分も生き残れないからで、ビジネスの世界では当然のことです。
情報が簡単に手に入るようになってから、人々の好みは本当に多様化しました。
多様化したせいで、様々なものが少数派になってしまい、少数派はビジネスとしてはどうしても厳しい立場に立たされるので、どんどん生きづらくなっていきます。
それでも、ちゃんと存在はしているのです。「ないない」と文句を言いながら・・・。
みなさんもとうにお気づきとは思いますが、昔に比べて布を売っているお店は本当に少なくなりました。
街に必ず一軒はあった手芸店の多くは姿を消しました。それでも、大型量販店、スーパーマーケットの小さな手芸コーナー、100円ショップ、イベントのマーケットもありますし、何と言ってもネット通販があり、選択肢が広がったようにも感じます。でも、 便利なようで、結局自分の探しているものになかなか出逢えないという、何とも矛盾した思いを抱いているのは私だけではないはずです。
自分の好みに合うものが少なくなってきたということは、要するに自分の求める物が世間の主流から外れているということです。
それでもキライなものは嫌いだし、好きなものは好き。
ほかで売れている物なら別に私が売らなくてもいいか、と思うので、「今、これが一番売れています」と言われて出されるものを、私は一度も仕入れた事がありません。
時代が変わっても好きなものが一貫している、それはとてもとても大事なことだと私は思います。
昔の布を見ると、ついつい「昔は良かった・・・」と言いたくなります。
でも考えてみたら、現在は過去から繋がっているもので、時間は常に流れているんですよね。
私の中でも小さな変化が起こりながら今に至っているわけで、中心に芯は通っているけれど、それを突っ張っていても仕方がない、曲がりくねった道でも入って行けるように柔軟にならなければ折れてしまいます。
昔を懐かしんで今を否定するなんて、自分で自分を老化させているようなものかも知れません。
もう 昔に戻ることは出来ません。時間も物も私自身も流れているからです。
だから「昔は良かった・・・」とは言わないことにしましょ。それだけで10歳は若返るかも知れません。
また巡り巡って、流行のピントが合う時が来るかもしれません。とにかく自分の求める物を地道に探し続けることにします。そして今、手に入れられる布で、自分らしいものを作って行こうと思います。
過去は振り返らずにね。
もうこの瞬間に戻ることは出来ないけれど、今は、今の私に撮れる写真を撮っていきましょ。
みなさん、Instagramはご覧いただけていますか?
これから私が撮った古い写真も雑多にアップされていきますが、単なる記録として、サラッとご覧になって下さいね。
「昔はヨカッタ」と言われないための、予防線・・・