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気がつけば、また春が来ていた 2020/04/08/Wed

大変ご無沙汰をいたしました。
前回の記事はなんと昨年の5月28日。こんなに間をあけてしまったのは、初めてのことかも知れません。
書かなかった間の諸々ことは、おいおい書くことと致します。


さて、
ただいま7都道府県に緊急事態宣言が出ており、なかなか厳しい状態でございますが、みな様はいかがお過ごしでしょう。
私は、そもそもが在宅ワーカーで、スーパーインドア派の引きこもラーでしたので、実は生活にあまり変化がございません。
とは言え、満員電車で都心に通勤する若年層(娘)と同居しておりますので、毎日心配で心配でしかたありませんでしたが、今週から娘もやっとテレワークになり、ほっと胸をなでおろしているところでございます。

今日も、国内で感染者数が過去最高を更新。
とにかく今は、専門家のみなさんの言うことを守り、極力家を出ない、人との距離を保つ、買いだめをしないなど、自分の出来ることをして終息を待つだけでございます。
東日本大震災の時、普通に暮らしていたことがどんなに有難いことだったのか痛いほど思い知ったはずなのに、また少し忘れかけていた自分にびっくりします。
医療現場のみなさま、本当に本当にありがとうございます。そのほか、暮らしに係わる全てを提供して下さる皆様に、心より感謝致します。


さてさて、
例年でしたらこの時期、風が暖かく、洋服も軽くなって、お花が咲いて、新しいことを始めて気持ちが踊ったりしたことでしょう。
でも、今年は、春が来ていることさえ忘れがちです。
桜はまだ花を残しているけれど、眺めると何となくため息が出ちゃう。
それでも、スーパーに食料品を買いに行くと、皮付きの竹の子が並んでいたり・・

あ、ちゃんと、春来てたんだ・・

竹の子ご飯、炊こう。
ぬかを入れて、茹でて・・

って、いうのは、ウソ。
↑この写真は、昨年2019年の4月に撮って、結局使わなかった写真。(完成した料理の写真を撮り忘れて記事が書けなかった)

本日はこちらを。皮付きを買って茹でる気力出ず。

もう茹でてあるの、買っちゃいました。

油揚げ入れて、薄味に味付けして、土鍋で炊きます。

うちの庭には、木の芽があるんです。

やわらかそうな新芽だけつまんで採ってきました。

炊けた~。 湯気でボヤ―っと。

味、薄味過ぎた。
でも、そのお陰で竹の子の味がちゃんとするように、思う。
ポジティブシンキング。

うん、でもやっぱり、皮付きを茹でたのよりは、香りで負けてる。(苦笑)

今日も家族で温かいご飯が食べられました。
それだけで有難く、満足。

 

2020-04-08 | Posted in おいしいものComments Closed 

 

バラの花咲く令和最初の初夏の庭 2019/05/28/Tue

チューリップが主役の4月が終わると、バラの季節がやってきます。

満開のお花もいいのですが、つぼみがまだ大半で、その中に3割ほどが開花している、そんな咲き始めの頃が、一番きれいで、見逃したくない時期。

なのに、今年はつぼみを誰かに食べられていて、穴が開いているものがいくつか。
いったい誰の仕業? 腹立たしい・・・

ささ、気を取り直して。

大輪系のつるバラ、「ピエール・ド・ロンサール」は

前方へ、倒れ掛かるように、今年もたくさん咲いてくれました。

咲き始めは、こんなふうにクリーム色から薄いピンクのグラデーション。
私が一番好きな色。昔の、デコレーションケーキにのっていたバラの花のようで。

だんだんピンクが濃くなっていって

クリーム色はなくなってしまいます。

花びらの数が多くて、複雑な重なり。
植物が作り出す、美しくて不可思議な形状を、じーーっと観察して、たっぷりと堪能。

クレマチス「テッセン」のつぼみは、こんな西太后の付け爪のような形で開き始め、

お花の中央は、紫の毛皮の衣装みたい。

淡いピンクのオールドローズ「ブラッシュノアゼット」とテッセンが絡まるコーナーは

つるの誘引を真剣にやらなかったせいで、なんだかワサワサとすき間がない。
お花って・・、と言うか、何事においても、「間」ってとっても大切。

お花の数が多いのは有難いことだけど、これ全部咲いたって、決して美しくはないの。

やっぱり、適度な空間があってこその美。
風通しが悪いと、病気になるし、虫もつく。
植物も、家も、人間も、人間関係も。
引き算は、とても勇気が必要で、むずかしい。

そして、常に私を悩ませるのは、「色合わせ」。
カンパニュラの紫に、勝手に伸びて来たヘビイチゴの赤が全く合っていない。
色が合わないのは、1分たりとも我慢がならず

赤い実はすべて撤去。
こういうところの妥協はしないし、黙っていてもはびこるヘビイチゴに、情けは無用。
あー、すっきりした。

理想は、ナチュラルな、イングリッシュガーデン風の植栽。
自然に、自由に生えてきたように美しく見せるのは高度な技がいるって、実際にいろいろやってみてつくづく納得。
ちゃんとコントロールしてナチュラルに見せるのと、本当にほったらかした結果とは、雲泥の差。
未だ手探り状態で、まだまだ修業が足りません。

いろいろな形の葉っぱ、グリーンの色味や濃淡のバリエーションを楽しめるようになったら、大人になってきた証拠かしら・・。
私はまだまだお花に惹かれるけれど、

5月は緑がキラキラでまぶしい。

このブルーのお花は、丁字草。年々花の数が増えてきて、うれしい。
こういう、楚々として、主張して来ない感じの花が好き。

西洋オダマキも好きで増やしているお花。
こぼれ種でどんどん生えてくるかと思いきや、まったく気配もない。
冬場に、スズメに食べられているのかも、種。

白のイングリッシュローズ。
ちっとも大きくならず、病気がちで弱弱しいけど、香りだけは最高。

花持ちが悪く、満開の翌日には、はらはらと壊れるように散ってしまう・・・

クロワッサンを頬張ると、外側のパリパリのところがどんどん剥がれ落ちちゃう、あんな感じ。
ちょっと違うか・・

まあ、その残念な感じは同じ。

バラが咲いている時期は、毎日カメラを持って庭に出ていました。
実際一日では大して変化はないのだけど、昨日より今日の方がきれいな気がして、つい写真を撮ってしまう。

寒冷前線の影響で、雨と強風が吹いて荒れてしまう前の、最後の庭。
よかった、写しておいて。

生き残った最後のビオラやパンジーを摘んで、折れてしまったバラと一緒に切り花に。

バラのつぼみは全部ひらいて、終焉の時がやってきました。
例年なら、ピンクの花びらが散り始めるはずが、

まだ5月というのに、まさかの真夏日4日連続で、散る前にドライフラワー化。
なんて、悲しい終わり方・・・。

もっと、お水をたくさんあげればよかったのかしら、と、いろいろ悔いが残る。
最後にもう一度、

きれいな姿を載せておきます。
来年もまた、きれいに咲いて下さいな。

2019-05-25 | Posted in 季節の出来事Comments Closed 

 

穏やかに花咲く平成最後の庭の記録 2019/05/02/Thu

2019年に入ってからは、大きな災害や事件もなく、穏やかに平成の幕が下り、新しい令和の年が始まりました。
みなさまいかがお過ごしでしょう。
考えてみれば、50代の人までは昭和よりも平成の方が長く生きていたわけで、私自身も、大きな転機はすべて平成の中で起こったことを思うと、その一時代が終わることは、やはり感慨深いものがありました。

さて、平成最後の3カ月、私の小さな庭の備忘録です。
東京は積雪がなく、ごくごく平凡な寒さの、穏やかな冬だったような気がします。

2月の頭には、球根が芽を出していました。
近年、ときどきあることですが、今年も「2月にして夏日」というような異常な日があったりして、花も、「冬なの?」「春なの?」と、どうしていいのかわからない様子で

茎を伸ばす前に花が咲いています。
え、こんな根元で???

3月にはヒヤシンスが満開です。今年はチューリップとは別の花壇にしました。
ヒヤシンスは、香りも濃厚。

こちらも香りでは負けていません。白の沈丁花。
夜に庭に出ると、お花の香りがよくわかります。

ムスカリとクリスマスローズ。植えっぱなしの放任の子たち。

クリスマスローズは、何もしなくても毎年咲いてくれて、ありがたいお花です。
でも、年々茎が細くなってお花も小振りになってきているような・・

そして、春前半の主役はチューリップなのですが、ん??

あれ??ピンクを買ったのに、赤・・
ああ、また・・
って、これ、去年も同じこと書いている?学習能力ゼロ?

この花壇の土は、何もかもが黄色味を帯びて、白は黄色に、薄いピンクはオレンジに、濃いピンクは赤になるのだった。
秋に球根を買うときはそれを忘れてしまって、売り場に貼られている写真どおりの色で咲くように思ってしまう。

これほぼ赤なのね・・しかも、私が嫌いな中が黒いやつ・・

でも、不思議なことに、咲き進んで時間が経つと、どことなくピンクの片鱗が。

いい感じの褪せた感じのピンクになって、これはこれでよかったけど・・
来年こそは絶対失敗しないぞ!

なんか、花壇全体はイメージ通りには行かなかったし・・。微妙・・

八重のチューリップも、本来はもう少しシックな色合いのはずなんだけど。

ほら、ここにもなぜが黄色・・・

白のチューリップも、微かに黄色味を帯びているけど

この色は好きだから許す。

白のチューリップは、茎もまっすぐ伸びて丈夫。

大好きなお花、こでまり。

白のクリスマスローズと、えっと、これ何だっけ・・

これも大好きなお花、オンファロデス。小さな苗を買ったけど、上手に咲きました。

これはオルラヤ。

相変わらず、小さなお花が丸く集まっているものが好きで、気が付くとそういうお花ばかり育てています。

ドイツスズランは、今年はひっそり一輪だけ開花。

白のお花は清々しいですね。来年は白オンリーにしようかしら。

4月、気温も上がり、新緑がまぶしい。

バラのつぼみもふくらんで、たくさん咲いてくれそうです。

楽しみでもある反面、ストレスも溜まる。

はやくも虫の攻撃を受けています。これは、チュウレンジバチでしたっけ・・
パンチで穴を開けたように切られています。
うー・・
(調べたら、バラハキリバチですって。食べるのではなく、巣を作るのに使うらしい。えー・・よそでやって欲しい・・)

自分の庭で咲いた花を、切って飾るのが夢だった私。
下手ながら毎年少しずつ経験値が上がって、こんなふうに出来るようになりました。

小振りなお花だから、クリスマスローズも切り花にして飾れました。

興奮して、いろいろ盛り込みすぎ(笑)。

チューリップを抜いて、ビオラやパンジーも徒長し始めたので、見切りをつけて花壇を整理しました。
春の庭の終わりです。
このあとは、バラの季節。
お楽しみに。

 

2019-05-02 | Posted in 季節の出来事Comments Closed 

 

黒か白かの果てに見えて来たもの―『グレイヘアへの道』(2) 2019/4/25/Thu

前回のグレイヘアについての記事は、思いがあふれたのか、7000字近い長いものでした。
最後まで読んで下さった皆様、本当にありがとうございました。

あの記事から3カ月、今私は、最後の白髪染めから5カ月が過ぎたところです。
その間、商品の注文の際に、記事の感想やら、「私もグレイヘア挑戦中です」「白髪染め、私も止めました」「やめたいけど迷ってます」「すでに挫折しました」など、実際にグレイヘアにした方や、今ちょうど移行中の方から、一度始めたけど止めた方まで、いろいろメッセージをいただきました。
サイトのお客様は、私と同年代50代の方も多く、やはり「白髪染めをいつまで続けるのか問題」は身近な、そしてなかなか答えの出ない切実な悩みであり、誰しも少なからず髪の問題を抱えているという現実を目の当たりにした貴重な機会でした。
たかが髪の毛のこと。
されど、これは幸福感とも深く係わりがあるように思え、決して小さな問題ではないのでございます。

さて、
この5カ月の間、私がどんなふうに過ごしていたか、ご報告させていただきます。
今まさしく移行中の方や、やめようかどうしようか迷っておられる方に、少しでも参考になることがあれば幸です。
正直、白髪が中途半端に伸びていた5か月間は、精神的には非常に厳しかったです。
一番気持ちが暗かったのは3か月目ぐらいで、一人で勝手に始めたことなのに、自分のやっていることの意味が自分でよくわからなくなって来ていました。
「なんでこんなことしているんだろう・・・」って。

途中髪を短く切って、メッシュを入れたり黒髪をぼかして境い目を目立たなくするという方法もあるのですが、私はただただひたすら我慢して育てるという方法を選びましたので、外に出るときは必ず帽子をかぶって、極力人目を避けて生活しておりました。
鏡を見るたびに老けた自分にがっかりして落ち込むし、とにかくひたすら髪のことが頭から離れない。
憂鬱だし、いつまでたっても中途半端な見た目で、ため息ばかりついていました。
それでも、何故かまた白髪染めを再開しようと考えなかったのは、自分でも不思議でしたよ。
どうせまた後悔するのが目に見えていたし、始めたことを途中でやめるのがもったいなくて、決してそっちには戻りませんでした。

私は始めた時点で肩より少し長めのセミロングヘア。染めていた部分の濃い茶色の髪と、伸びて来た白髪の境い目がくっきり・・・。
隠そうにも、もうどうやっても隠れてくれません。家ではもう観念して生え際はあえて見せて、片側で三つ編みにして垂らしていました。
このころの私を表するなら「ちょっと変わったおばさん」。
外に出るときは帽子が必須です。
ヘアバンドなども買ってみましたが、逆に生え際を目立たせているようで、結局使いませんでした。
この時期、とにかく人目が気になります。

でも、今になって考えてみると、これって結構笑えます。
だって、気にしているのは自分だけで、他人は私の生え際など全く見てなどおりません。
見られているって思うこと自体、自意識過剰です。
特に、東京などにおりますとみんなそれぞれに忙しくて急いでいて、赤の他人の外見が目に残るなんてことは、まずあり得ません。どんどん流れていってしまいます。
スーパーなどで買い物をしていても、みんなが自分の髪を見ているように感じているのは私だけで、誰も見てなどおりません。
こっちが、見られているのでは?と気にして見るから、視線を感じて相手もこっちを見るのです。
ですから、お店の中では常に商品を、町の中では地面や風景だけを見ていればいいわけです。
我が道を行く。これこそが移行期を乗り切るコツですね。
好きでやっているのよ、それが何か?という開き直り。
知り合いには敢えて隠したりせず、自分から率先してカミングアウトして、逆に励ましてもらうのがいいのかも知れませんね。
そして、とにかく考えないことです。
暇だと、髪のことが頭に浮かんで落ち込みます。
忙しくして、考えないで居られれば、その間はなぜか早く髪が伸びるみたいです。(気のせい)

そして、なんとかかんとか5カ月を乗り切り、迷った末、髪を切りに行ってまいりました。
今の私はこんなです。
グレイヘア

まだ、染めていた部分が取り切れなくて、本来の色である黒髪と白髪、そして染めていた部分の茶色の、三毛猫状態です。
でも、ほぼグレイヘアになって、やっと中途半端状態のトンネルの終わりが見えて来た感じ。
心配していた髪のボリュームも回復してきたみたいで、久々に、帽子をかぶらないで外に出てみました。
そーっと、恐る恐る・・。

建物のガラスに映る自分の頭が、それはそれは白い。
短く切ってみて初めてわかりましたが、思っていた以上に白の割合が多い!
グレーと言っても、黒に白が混じっているのではなく、白に黒が混ざっている感じ。
これじゃ白髪が伸びて来た時に、目立つわけですわ・・・。

ロングヘアから突然のベリーショート。
本来なら、これだけでも結構恥ずかしいのですが、加えて髪が白い。
美容室を出て、家までの道のり、人の目が気になって、やっぱり帽子をかぶろうか迷ったけれど、いや、もういいや・・・。
別に悪いことしているわけでもないし、もうこれで生きていこう・・・そう腹を決めました。

家族に会って、特に何も言われなかったので一安心。
それでも、まだ半信半疑だった私がやっとトンネルを抜けられたと思ったのは、こんなことがあったから。

髪を切った数日後、高速道路のサービスエリアで買い物をしました。
会計に行くと、思いがけずレジの女性から「短い髪がお似合いですね!」と声をかけられました。
車の中で半分寝ていて、化粧もとれかけていたので、「いやもうこんな白髪で・・・」と手をパタパタさせて照れ笑いすると、
「すごく素敵で、入っていらした時にすぐ目に留まりました。ずっと短くされているんですか?」と、私の白髪まじりのベリーショートに興味津々のご様子。
見ると(同年代っぽい)その方は、いかにもヘアカラーで染めたと思われる栗色の髪。この方も、悩んでいらっしゃるのかな・・・
もっといろいろお話したかったけれど、ここは国内で最も利用客の多いサービスエリア。そんな暇もなく、双方「ありがとうございました」と言い合い、その場を去りました。

なんとなんと!見ず知らずの方に髪を褒めてもらえた!
お世辞が半分入っているのを差し引いても、やっぱり嬉しくて、やっと黒髪への未練が断ち切れたような気がしました。

そうしたら、だんだんと楽しくなってきましたよ。
黒髪の頃は、例えばデニムにスニーカーなんていう格好が、50代の私には頑張りすぎのイタイおばさんファッションになっちゃって違和感がぬぐえなかったけれど、グレイヘアになったら妙にしっくり来て、見ようによってはベテランスタイリスさん風?なんてね・・
久々にイヤリングつけようかな、白いシャツも欲しいな、と、いろいろ楽しいことで頭がいっぱいになってきて、背筋も伸びたような。
トンネル抜けたかも・・・。

まだ真のグレイヘア完成までには、しばらく時間がかかります。
あと数回カットして、染めた部分がすべてなくなるまでは、数か月かかるでしょうか。それでも、もう帽子もいらないし、風が吹いて生え際が見えても平気。
気持ちは穏やかで、静かに今後の自分を見つめていけそうな気がしています。

今回髪をカットするにあたり、今までの所で何か言われたわけではなかったのですが、やはり美容室は新しい所に変えました。
気分一新、生まれ変わった気持ちと言ったら大げさですが、もう髪のことはしばらく考えないでこれでいいか、と、割り切れたような。

確かに、髪の毛が白いと老けて見えるのですが、実年齢と見かけの合致って、必要なことなんだろうか?って、あらためて疑問に思いました。
結局みんながそれぞれに勝手に年齢のイメージを作っていて、それって私にはなんの意味も持たないことなんじゃないのかな・・・て。
私自身も、60になったら白髪染めをやめようとか、もう50代は○○は履けないよな~とか、勝手に年齢の壁を作ってその中で生きていたのだけど、それって考えてみたら馬鹿馬鹿しいことで、いくつだろうと、好きな髪で、好きな服で、生きていけばいいのではないかしら。
また黒髪が生えてくれれば一番いいけれど、もうそれは叶わない。
だったら、私はもう、染めてまではいいかな・・。
生えてくる自然な髪のままで、機嫌よく暮らしていく方法を探せばいいような気がしてきました。

だから、さっそく白いスニーカーを買った私です。
とりあえず、せいせいしたのは、4週間ごとの白髪染めの面倒がなくなったこと。
白髪が伸びて来た時にメンタルが激しく上下することからも解放されて、逆にメイクやファッションにも興味が増しました。
これからこの髪色にあわせて、身に着けるものを見直し、整えていこうと思っています。
私の場合は、今のところは、挑戦してみて良かったかな・・という感想です・・グレイヘア。
こういう選択肢もある。良い時代になりました。

先日、光野桃さんのエッセイを読んだら、こんな一節が心に残りました。

゛若く見えることにしがみついているうちは、若者チームの最年長だが、それをきっぱり振り切ると、大人チームの一年生。冒険しつつ成熟を目指すフレッシュな人生が待っている“

「白いシャツは、白髪になるまで待って」光野桃(みつのもも)(幻冬舎)

 

2019-04-25 | Posted in つれづれなるままにComments Closed 

 

新しいキットと再登場のキット お薦めポイントと裏話など 2019/02/19/Tue

少し間があきましたが、今日新しいキットが出ております。
もうひとつ、復活して再登場したキットもございます。
どちらも、どうぞよろしくお願い致します。

新しい方は、赤と白のキルト。
簡単で、簡単な割には見栄えがするキルトです。
ふだん、なかなか作る時間がとれない!というお忙しい皆さまも、これは意外と作りやすく、お薦めのキットです。
パターンを1枚縫い上げる毎に、とりあえずそこで満足して、一端気持ちの整理が着きます。
それを25回出来るので、ちょっとしたストレス解消が25回も出来るという想定。
布を切るだけ切って用意しておけば、2時間ほどで1枚縫えるでしょうか。
もっとゆっくりやるなら、切るのに1日、縫うのに2日かけて、3日で1枚みたいなペースでもいですよね。
いずれにしても、やっている際中はとにかく楽しくて、時間を忘れます。
ぜひお試し下さいね。

このキルトを作ってキットセットを組むに当たって、布集めには約1年を要しました。
年々、好きな布が見つかりにくく、入手困難になっています。
特に、私は1作品に柄数を多く使うのが特徴なので、最近は非常に厳しい状況です。
悲しい限り・・・

このキルトは、この5つのパターンを作るのですが、実際にこの5つに落ち着くまで、結構たくさんの形を縫ってみました。
私の店のキットには、
・初心者と言いますか、ふだん縫い物などあまりしない人にも、やってみたいなぁと思ってもらえるもの
・未完成に終わらず、最後まで形になって、使えるもの
・製作中楽しくて、次も作りたくなるようなもの
以上の条件を満たすもの、という結構高いハードルを設けております。

ですから、見本を作る際、すでに私自身が、「面倒くさいなぁ」とか、「これあと〇〇枚も縫うの?」とか思うようなものは、却下されて商品化されません。
この5つのパターンに決まるまでには、不採用になったパターンがいくつもあり、裁断したけど使われず廃棄された四角や三角がビニール袋いっぱい。
そうやって、削ぎ落として、引き算を繰り返して、出来上っています。

自分自身ではいつまでたっても決して満足はできないけれど、それでもお客様から、「出来ました!」「楽しくて時間を忘れました!」「もう何年も愛用しています」といったお便りが届くと、それはもう全て報われたような気が致します。
みなさまそれぞれに、お仕事があったり、子育てがあったり介護があったり、闘病があったり、努力しても思うようにいかなかったり、人間関係に鬱々としたり・・日々、楽しいことばかりではないかも知れません。
もしそれが、少しの時間針を持つことで癒されるのなら、私がほんのちょっぴりでも役に立っているのなら、本当にうれしく思います。

いつも、新しいキットをサイトに載せる日は、ドキドキです。

これは余談ですが、
さっき、好きな布が入手困難になって来ている、と書きましたが、ここのところ赤が続いていたので、実は本当は赤ではなくピンクのものが作りたかったのです。
でも、ピンクの布は、赤以上にいいものが見つかりません。これを読んで下さっている皆さまも、薄々気付いておられるのではないでしょうか。
本当に、好きになれる布がない・・・。
ピンクに限らず、淡くて優しげな、品のいい柄の布、さり気なくノスタルジックな可愛い布は、本当~に少ない。
絶滅寸前です。
仕事で、いろいろ見本帳など見る立場の私でも、危機感を感じるほど、減ってきています。

理由は、明確にある、と、私は思っています。
要するに、人口減少のせいです。

布は、今もちゃんと製造されてはいます。
でも、人々の好みは多様化していて、その中では私の好きなものは「少数派」になってしまっていて、メーカーさんは、「少数派用」としてしか扱いません。
しかも、分母の日本人そのものの数が減っているのですから、年々その領地は縮小されていきます。

メーカーさんは、自分の生き残りがかかっていますから、売れるものしか作りません。
海外(アジアの富裕層向け、南米などへの輸出)などを視野に入れて、物を作るのに必死です。
それを、「少数派」は、止める立場になく、止める勢力もありません。
指をくわえて見ているわけではありませんが、やはり大河の流れを止めることはできず、仕方なく現在入手できるもので上手く折り合いをつける、ということしか、今はなす術がありません。

とりあえず、少数派は「自分は少数派であること」を自覚して、もっとアピールせねばなりません。
それには、「ずっと私のお店ではこういうのが売れています」ということを各メーカーさんに認識してもらい、「売れるなら作りましょう」という方向へ持っていかなければなりません。
立場は、非常に弱いです。

これをお読みいただいている皆様は、私と好みが似ている確率も高いかと思います。
自分がイイと思っているものは多くの人がイイと思うはず、だから常に世の中に存在し続けるのだ、という幻想は捨てなければいけません。
みなさま、自分が少数派に属しているとは夢にも思わないかもしれませんが、現実の話です。
少数派は、いつかは消える運命にあります。でも、少しでもそれを先に延ばすか、出来ることなら、起死回生を狙いましょう。
ぜひ、折りにふれて「こういう色や柄が好きだ!」とアピールして行きましょう。
私も頑張ります。

さて、余談が長くなりましたが、

復活して再登場したキットは、「たまごちゃんのベビーキルト」です。
2009年に製作して、長い間人気のキットでしたが、約2年前に販売を終了していたものを、このたび説明書をリニューアルして再び販売することに致しました。

そこで、説明書を新しくするためと写真撮影用に、キルトの一部分を作る、というのをやりました。
料理番組でよくある「その、30分煮込んだものがこちらです」みたいな感じの、途中まで作ったもの、です。
キットの説明書、とても詳しくわかりやすくなっておりますので、キルト作りをやってみようかどうしようか迷っている皆さまは、ぜひ私のお店のキットで初挑戦してみて下さいね。

黄色のベビーキルトは、男の子でも女の子でも、どちらが生まれても大丈夫なので、ぜひ早めに余裕をもって作り始めて下さい。
何はさておき、「慌てないでゆっくり丁寧に作る」これさえ出来れば、器用・不器用は関係ありません。

キルト作りは、デジタルな便利さとは無縁です。
アナログで、地味で、手間が掛かります。これさえあればすぐ完成!みたいな、魔法のような裏ワザも便利グッズもありません。
鉛筆とハサミで、針と糸で、こつこつちくちく、自分の手だけを使って、作り上げていきます。
だからこその、この柔らかさ、温かさなのです。時間も手間も、掛ける価値は十二分にあります。
そしてそのうち、その地味~な作業が、大好きになっていたりします。
ほんとに、不思議です・・

黄色のものをお部屋に置くと、金運がアップするみたいなことをよく耳にするので、そういう意味でもこれは是非お作りになってみて下さい。
そして、何かあったら(宝くじが当たったとか)、必ずご一報下さい。

 

たまごちゃんのベビーキルトキット

赤と白のキルトキットは、完売致しました。

2019-02-19 | Posted in お店の仕事Comments Closed 

 

黒か白かの果てに見えて来たもの―『グレイヘアへの道』(1) 2019/1/24/Thu

自分の体でいろいろ試して実験してみるのが好きな私。
過去には、マクロビオティック、冷え取り、グルテンフリー(継続中)、肌断食、といろいろやってみましたが、今現在何をやっているかと申しますと、これでございます!

グレイヘア

昨年2018年には、「(おおさこ)半端ないって」や「ボーっと生きてんじゃねえよ!」などど一緒に新語・流行語大賞にもノミネートされた「グレイヘア」。
テレビなどマスコミに取り上げられ、本もかなり売れているみたいです。

実はわたくし、2年ほど前の2016年、書店でこの本を手に取り、

主婦の友社

「こんな道もあるのかぁ・・・」と驚き、自分もやめるかどうかかなり迷い、でも、結局その時は決心がつかずそのまま染め続ける道を選択しました。
その時はまだ50代前半でしたし、白髪だろうとなかろうと、海外の方が素敵に見えるのは当たり前で、日本ではまだまだ少数派、白髪を染めないことが理解されて、定着するかどうかは疑問でした。
でも、その時にちゃんと、勇気を出して飛び降りて、チャレンジした人達が日本にもたくさんいらしたんですね。
その方たちが2年かけてグレイヘアを完成させ、そして発信し始めた。その流れが広がって、多くの人に周知されたのが昨年2018年でした。

グレイヘアに関するYahoo!ニュースの記事 ←近藤サトさんなど出ております


ただいま私は最後の白髪染めからやっと2か月。
フェイスラインの白髪が目立って、分けて見ると約3cm程に伸びています。
今の自分はどうかと言いますと、もうもうこれは言うまでもなく、かなり老けて見えます、確実に。
でも、2か月経って、まず自分が見慣れて来ましたし、やめると決めてしまうと、老けて見えるのは想定の範囲内、意外と平気です。
嫌なのは、この中途半端な状態ですね。とにかく見た目が美しくない。これはどうにもなりません。
仕方なくひたすら我慢でございます。早く髪が伸びて、この状態を脱したい!
染めていた頃は、髪が伸びるのがあんなに恨めしかったくせに、いざやめてみると、伸びるのが遅くて遅くて、ちっとも変わらないように感じて、無性にイライラしている自分。
物の見え方というものは、見る位置や角度によってこうも違うものかと、正直ビックリする毎日です。


先日の肌断食の時の記事で、「答えが出ない事はたくさんある」と書いた私。
その、
答えが出ない、出せない、最たるものが、これでございました。

白髪染めをいつまで続けるのか問題

現在白髪染めをしている女性の約8割が「いつかは止めたい」と思っている、という調査結果もあるとのこと。
かくいう私も、

・60歳になったら
・孫が生まれたら

どちらかの条件が整ったら、染めるのをやめるつもりでおりました。
でもね、これは私の持論ですが、「いつか」なんて言っている人間に、その「いつか」は巡っては来ません。
もし、やりたいことがあるのなら、たった今この瞬間から行動に移さないと。それが出来ないのなら、それは心の底からやりたいことではない、要するに本気ではないのですよ。
2年前、やってみたいな・・・と思ったのに、迷った末にその道には行かない方を選んだ自分を、今は非常に残念に思っています。あの時踏み切っていれば・・・。
もう、同じ後悔を繰り返さないためにも、

やめてみました。白髪染め

今、やめるのにかなり良い条件が整っております、私。まず
・子供が成人している
・夫がすでにグレイヘアだ
・私は個人事業主なので、仕事上誰からの指図も受けない
・ネット販売がメインなので、人に会わないでも仕事が成立する
・家が仕事場なので通勤がない
・髪が肩より長く伸びている(長い方が隠す方法がいろいろあると思って)
などなど。
それに、やめるべき条件もちらほら
・髪が細く少なくなっている、気がする
・地肌まで染まって来ている、気がする


私はただいま54歳。東京オリンピック、前回大会の年の生まれでございます。
白髪は、40代前半から増え始め、今は前頭部のほとんどが白だと思われます。
染め始めたのはいつ頃だったでしょうか、記憶が定かではないけれど、かれこれ10年ぐらいは染めているはずです。
最初は2か月に1回、それが40日ごとに1回になり、間隔はどんどん狭くなって、ここ2年ほどは4週間に1回、伸びてきた部分に白髪染め(自宅染め)をして、濃いブラウンにしていました。

その4週間の、私の心境の変化はというと


1週目・・・染めたばかり。髪が黒くなり、5歳は若返った気がして、ほっとする。分け目もつけられるし、髪を結んだり、メイクしたり、外出するのも気持ちは明るい。


2週目・・・生え際などに微妙に白が。でもまだ全体は黒い。髪のことは、さほど考えないでいられて、まだまだ気楽な時期。


3週目・・・白の伸びてきた部分が目立ってきて、テンションが徐々に下がり始める。鏡を見るたびに憂鬱。


4週目・・・白が1cmぐらいになって、気分的に限界。外出する時は帽子をかぶったり、リタッチしたり、隠すのに必死。何を着ても似合わないし、メイクも楽しくない。なるべく人に会いたくない。


この無限ループ。
これ、いつまで続くんだろ・・・
毎回毎回、疑問に思いながらも、やめられないでいたのは、いったいどうしてなんだろう。

そう・・白髪は病気ではないし、老けて見えたところで死にはしない。なぜそんなに髪が黒いことに執着してきたのだろう。

実際私は、東日本大震災の後、髪を染めている最中に毎回必ず考えている自分がいます。
今、何か起きたら、私はこのままの状態で非難するんだろうか・・・
もちろん、災害は時を選ばずやって来ます。お風呂で裸でいる時かも知れないし、トイレに座っている時かも知れない。
なのに、髪を染めている時にだけ、そういう思考に強く引き込まれるのは、要するに、お風呂やトイレとは違って、本当は必要ないことをやっているから?
それを自分で薄々感じていたからなのかも知れません。


そんな時に書店で見かけたグレイヘアの本。かなり心が揺れました。

もちろん、今までも白髪を染めない素敵な方はたくさんいらっしゃいました。
でも、だいたいは60代70代の私より少し年上の方たちで、実際は現実味がありませんでした。
ところが、ここ最近の波は違います。
50代はもちろん、さらに30~40代でもグレイヘアを選択する方が増え、女優さん、タレントさん、モデルさんなどだけでなく、一般人にもその波が確実に広がっていると感じます。

一般人と言ったって、メディアやファッション関係の一部の人たちだけの話でしょ?と思いきや、私の周囲にさえ、その波は打ち寄せてきているようで、先日、園芸ショップにお花を買いに行きましたら、白髪を染めていないグレイヘアの素敵な方を2人、図書館でも1人お見かけしました。

そっと、気付かれないように、観察する私・・・

何だか、すごくお洒落に見える。
眼鏡が似合ってて、知的な感じ。
ボーダーシャツやパンツスタイルがカッコいい。
店員さんと明るく会話していて、若いのか高齢者なのか、パっと見は年齢不肖。

髪が黒だろうと白だろうと、胸を張って、今を楽しんでいる感じが外見からひしひし伝わってきて、隠そうとしている自分が逆につまらない存在に思えて、いたたまれない気持ち。

私も、一度染めるのを止めてみようかな・・・。
そう決心するまでには、とにかくずっとくよくよと考え続けました。
ひとたび考え始めると、そこでは、黒い私と白い私の、戦いの火ぶたが切って落とされる、白黒戦争。


黒わたし:だって、黒く染めたら最低でも5歳は若く見えるのよ!

白わたし:若くって、たかだか55歳が50歳に見えたからって、何かいいことあるんですか?

黒わたし:そりゃ若く見えるに越したことないでしょ。

白わたし:そう?年とることっていけないこと? 老い=悪なの?

黒わたし:日本は、若いことが素晴らしい、そういう国なのよ。髪は女の命って言うでしょ?

白わたし:別に髪が白くたって死にはしないわよ。それって、固定観念にしばられているだけよね。一体誰のために髪を黒く染めてるの?


調査すると、50代女性の大半が、いつかは止めたいと思いながら、それでも白髪染めをやめられないのだそうです。
それはいったいどうしてなのでしょう。

・仕事のため
職種によっては、少しでも若く清潔に見せなければならない、そういうこともあるかも知れません。理不尽だとは思うけれど、仕事を失うわけにはいかないから黒髪しか選択肢がない。

・子供のため
子供が就学児の場合、ここのハードルは高いと思われます。PTAや学校行事など親が関わる場面も多く、母親が若く見えることを強く望むのは子供にありがちな感情で、仕方ないのかも知れません。

・夫のため
やはり、妻がなるべく若く見えるのを望むのかな?と想像しています。全てとは言えないけれど、大半がやはり若い女性、若く見える方を好むのでしょう、きっと。

・親のため
この歳になって親のためというのも不思議だけれど、親にとってはいくつになっても子供は子供。「まだ若いのにもったいない」とか「白髪を放っておくなんてみっともない」とか言うらしいです。そりゃ、親よりは若いですよ・・・。でももう若者ではありません、白髪ぐらいありますよ。

・知人友人のため
同年代の知人友人の外見は、やはり気になるものです。同い年なのに白髪1本なく、シミも皺もなく、全然老けない人がたまにいて、そういう人を見ると、かなりへこみます。

・近隣の目のため
これもやはり子供が就学している場合は、厳しいかも知れません。気にしないでいるには、かなりメンタルが強くないと。


黒わたし:私の場合は、誰のためでもない、自分のためよ。自己満足のため。

白わたし:でもその自己満足って、2週間しか続かないじゃない。あとは、疑問と葛藤でモヤモヤしてる。

黒わたし:いけない?

白わたし:だって、もったいないじゃない。人生は一度きり。モヤモヤしているエネルギーをほかのことに使ったら?

黒わたし:一度きりの人生だからこそ、少しでも若く居たいの。

白わたし:でも、髪を黒く染めたところで、もう20代30代には見えないのよ。

黒わたし:でも染めなかったら、実年齢より上に見えちゃうかも知れないじゃない。そんなの損よ。

白わたし:若く見られて得したことなんて一度もないじゃない。


そうでした・・・。
身長が低くて小柄な私は、いつも実年齢より若く見られる傾向にありました。でも、
自分では、若く見えると良いことがいっぱいあると思っていたのに、実際は損したことばかり。
お店を持っていた頃は、店舗の賃貸契約から始まって、資金調達、商談、接客、教室、お店の仕事のほとんどで、若く見られて損をした記憶ばかり。
若いことは「未熟なこと」「経験不足なこと」「安定していないこと」と思われるのに、こと外見のこととなると、若いこと=素晴らしいなんて、何だか矛盾していてわかりにくい。


白わたし:いいじゃない、旦那さんもグレイヘアなんだから、仲良くお揃いにすれば。

黒わたし:お揃いなのはいいけど、私の方がふたつ若いのに、私の方が老けて見えたらくやしいじゃない!

白わたし:はあ?その対抗意識って必要?・・その負けん気は、ほかの所で生かせないの?

黒わたし:だって同年代の人で髪が真っ黒な人っているじゃない。自分は・・って落ち込むじゃない?

白わたし:それ誰のこと?その人も実は何かに悩んでいるのかもよ。それに、人と比べることに何か意味があるの?ばかばかしい。

黒わたし:だって・・・白と黒が混ざってると、だらしなく見えるわよ。ずぼらな人間に見える。

白わたし:もともとあなたずぼらでしょ。それに、白だろうと黒だろうと、努力しないできれいでいようなんて図々しいわよ。


そうでした・・・、老けて見えるのは、白髪のせいばかりではありません。
もちろん、髪は一番上にあって面積も広いから、影響が大きいのは確かです。
でも、髪の他にも老けて見える要素はいろいろ。

・肌のたるみ、くすみ、しみ
・ほうれい線
・シワ。特に口の上のタテ線。首のしわ
・眉が薄い、細い
・歯や目が黄ばんでいる
・姿勢が悪い
・表情が乏しく、不機嫌な顔をしている

どうしましょう・・・ほぼ当てはまる・・・


白わたし:髪が黒くて5歳若く見えたところで、他がダメなら全然キレイではないわね。逆に、白髪交じりの髪でも、お肌にツヤがあって、目がくるくるよく動いて口角が上がっていたら、キレイに見えるのよ。

黒わたし:信じられないそんなの。私には黒髪が似合うのよ、絶対に。

白わたし:50年生きていれば、白髪もあればシミもある、それが普通でしょ。白髪も自分の一部なの。黒だろうと白だろうと、元気に髪が生えて来てるんだからそれを幸せと思えないの?

黒わたし:でも、髪を染めていつまでも若くいようと頑張っている人もたくさんいるじゃない?いわゆる美魔女っていう?

白わたし:それもひとつの道ってだけ。単なる選択の違いよ。逆らって挑戦していくことを選ぶ人もいるし、受け入れてそこから新しい道を行く人もいる。どちらも自分次第ってこと。それに、きれいな人はちゃんと努力しているのよ。文句ばっかり言ってないで、自分も頑張りなさい!

黒わたし:髪が白い・・・きっと気分が落ち込むと思うな、わたし。

白わたし:逆らしいわよ。もう悩まなくていいのよ。「ああ、また染めなきゃ」って思わなくていいし、いつまで続くの?ってモヤモヤしないで済むから、かなり楽になれるらしいわよ。

黒わたし:ほんとかなぁ・・・いまいち信じられない。白髪まじりよりは染めている方がさすがにましなんじゃないの?

白わたし:でもあなた、それって染めてからたった2週間の話でしょ?そのあとは必死に隠そうとしている。いつかやめるつもりなら、一日でも早い方がいいわよ。今すでにグレイヘアを完成させている方たちは、もう何年も前からやめているのよ。あなたすでに出遅れているんだから、迷ってる場合じゃないわ。

黒わたし:でも、どうやってやめる?移行期は大変だし、忍耐が必要よね。

白わたし:そう、髪が白くなって老けて見えることじゃないの。移行期をどう乗り切るか、問題はそこよ!


本当に。
今の私の興味は白か黒かグレイかではなく、どうやってこの時期をやり過ごすかに移っています。
ある程度伸びたらショートにするか、ロングのまま伸ばし続けるか
・切るのはいつでも切れるんだから伸ばしたままでひたすら耐える方がいい
・伸びるのは黙ってても伸びるんだからとにかく一旦短く切って中途半端を脱した方がいい
と、他人からしたらどうでもいい問題で日夜悩んでおり、お気楽そのものです。
髪と地肌のメンテナンスをしたいので、ブリーチなどはしたくないし・・・

白と黒の境い目がハッキリして来て、今は、外に出る時は帽子が必需品。
人目が気になる時期。
誰も私なんて見てないのにね。(笑)
(自撮りってむずかしい。顔半分切れてる)

グレイヘア完成までは少なくとも1年、ロングの場合は約2年。
長い・・・
それにしても、わたくし、”ある程度続けて、気が済んだらやめる”という習性のある人間でもあるので、またいつか黒く染め始めるということもあるかも知れません。
でも、しばらくは染めずに伸ばしてみようと思います。どんなふうになるのかな、楽しみです。
また経過報告したいと思います。


私の場合は、白髪染めをやめてみるにあたり、「偏見をなくして女性を解放する」とか「ありのままの自分で生きる」なんていう志の高さはあまりなくて、ただただ染めるのが面倒なのと、自分の髪が黒じゃなかったらどうなるのだろうという興味が、主な理由です。
でも、今回いろいろネットで見ていて思ったことは、早い人は10代から、若くして白髪で悩む方たちがたくさんいらっしゃるので、髪に白いモノが混じっていることを、若い方が思い悩まなくて済む世の中になればいいなぁ、と願っています。


ここのところずっと、今から40年も昔の、中学の同級生のことを思い出しています。
彼女は演劇部で、背が高く痩せていて地味な顔立ち、そして、若白髪でした。
意地悪な子が、「○○ちゃんがやるなら、おばあさんの役しかないよね」と言うと
「おばあちゃんでも何でもいいよ。役がもらえるなら」と言って笑いました。
その後、文化祭当日、本当に、厳格な大人の家庭教師役を見事に演じきって、もう誰にも何も言わせない、神々しい存在となりました。

14歳の頃すでに、本当に大切なことは何かを知っていた同級生。
私からは、背中も見えないほど、ずっとずっと先を行っていたんだな、あの子は・・・。


今、グレイヘアへの道を歩き始めているみなさま、一緒に頑張りましょう!

続き(2)へ

 

2019-01-24 | Posted in つれづれなるままにComments Closed 

 

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます 2019/01/04/Fri

 

明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

2019年1月4日


お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?
年末からずっと穏やかな晴れの日が続いていて、よかったですね。熊本の大きな地震は、心配ですが。

さて、私は本日から仕事始め。
昨年は、昔作ったものをリバイバルさせたキットを、いくつか発売致しました。
新しいものもいいのですが、「これは自分らしいな」とか、「これは何度作っても楽しいな」とか、「やっぱりこの形が使いやすいな」というものは、今年も繰り返し出していこうと思っています。
目新しいものは、ほかのお店にたくさん並んでいると思いますので、私のお店は、「いつ見ても変わり映えしないなぁ」でも良いように思います。
それが、お客様の「好き」と同じであれば、何よりでございます。

そして今年2019年は
この「まち針日記」が満10周年を迎え、3月からは11年目に突入致します!
最近は、たまに投稿するのみで恐縮ではございますが、継続は力なり、これからものんびりお付き合いいただけましたら幸いです。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

 

2019-01-04 | Posted in お店の仕事Comments Closed 

 

手放しでは喜べない冬の庭の異変 2018/12/04/Tue

今日の東京の予想気温は20℃・・・
12月とは思えない暖かさで、超・寒がりな私としては、大変ありがたく、重ね着1枚少ない身軽な毎日を送っております。
手袋なしで自転車に乗れるし、下手すると長袖4枚着ているはずが、今日は2枚。
とは言え、これって、喜んでていいことなの??・・・と、モヤモヤは増すばかり。

庭にも、異変が・・・

つるバラ、ピエールドロンサール。このバラは、本当に丈夫で美しく、春にはその豪華な花で目を楽しませてくれる素晴らしいバラなのですが(今年5月の記事)、唯一の欠点は、1年に1回しか花をつけない一期咲きであること。
例年なら、今は葉っぱだけで剪定を待つ、という時期のはず。それが、

あるにはあったんですよ、今までも。咲かない小さなつぼみをつけることや、間違えてひとつだけ狂い咲きすることが・・・
でも、今年は、春と同じそれなりの大きさのつぼみが、7か所について

本気で咲こうとしている子が・・・・

そして、朝晩は冷えるものの、日中は17~18℃の日が続いて

満開・・・

直径8cmほどで、堂々としたものです。
本当なら、春まで待たないと見られないはずの花に会えるのは、それは確かに嬉しいは嬉しい。
でも、正直、手放しでは喜べない方が大きいかな。
育種家が、改良を重ねて作り上げたバラの花は、純粋な「自然」とは言えないのかもしれないけれど、これまでとは違う感覚、それが何か怖い事の前触れのようで、心がザワザワする・・・

夏の花のイメージのラベンダー、秋も咲いています。今、ちょうど北海道の夏、的な気候だからって?

もう、さすがに、12月だから・・・
花が少ない時期に、うれしいのは嬉しい、有難いけれど。
何か、変な気がする。
蚊に刺されるし。

バラも、ラベンダーも、単に私がちゃんと剪定しなかったから花を咲かせているだけ、だといいけど・・・

来年のためには、この時期の花は切ってしまわないといけないのでしょうけど、往生際が悪くて潔く切ることが出来ない私。
誰か代わりにやって欲しい・・・


結局、今日12月4日は、私の住んでいる東京都練馬区は、最高気温が25℃に達しました。
生暖かい空気で、まるで梅雨の頃のよう。

 

2018-12-04 | Posted in 季節の出来事Comments Closed 

 

今この時期にしか食べられないものを集中して食す・秋編 2018/11/29/Thu

みなさま、いかがお過ごしですか?
関東地方は日中ポカポカ陽気で、寒いのが大の苦手の私は、大変助かっています。
でも、
風邪を引いて体調を崩している方も多いようですし、そろそろインフルエンザも流行り始める頃ですから、今この時期はとにかく免疫力アップ!
風邪予防にはこれでございますよ。


「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われるほど、柿は栄養たっぷり。
若い頃、「秋に柿を食べると、冬の間、風邪を引かないから」と、よく母親に言われていましたけど、ほんとだったのね・・・

実は、若い頃はあまり好きではなかった柿。
歳をとるごとに好きになってきて、今では、売り場で見かけなくなるまで、ずっと食べ続けます。
柿は、干し柿を除けば、今の時期しか食べられない果物。
集中して、毎日繰り返しいただきますので、私はここ何年も風邪知らず。

お庭に、区の保護樹林になっている巨大な銀杏の木と、2階建てほどの柿の木をお持ちのご近所さんから、毎年ギンナンと柿のお裾分けをいただきます。
甘くて美味しい柿。
売っているのみたいに、大きさが揃ってツヤツヤってことはないけれど、とっても味が濃くて、おいしい柿。

常に、自分の好みの硬さで食べたいのだけど、いつも、あーもうちょっと柔らかくなってからがよかったな・・・、と食べ頃ジャストを見つけるのが難しい・・・柿って。

ビタミンCは、レモンの5倍ですって!
コラーゲンの合成をたすけて、シワができるのを防ぐらしいです。
なんで1年中売ってくれないんだろ・・・

みなさまも柿食べて、お元気で。

 

2018-11-29 | Posted in おいしいものComments Closed 

 

放置された夏の庭と忘れ去られた秋の庭の備忘録 2018/11/20/Tue

すっかり1カ月に1回の更新となっているこのブログ(猛反省)。
6月の15日以来、庭の記事をまったく書いておりませんでした。でも、
今年の夏の暑さは尋常ではなく、庭に出るなど有り得ない状況でしたので、例年以上に放置しておりました。
荒れ放題で、撮影スポットもなかったのですが、たった一日だけ、7月3日に撮った写真がありましたので、自分の備忘録も兼ねて、載せておきたいと思います。

6月に写真撮影のために切ったブラックベリー、まだほんのり赤いだけだったのが

7月には真っ黒に完熟。今年は、ジャムにしようなどとハードルを上げず(毎年冷凍庫に入れっぱなしになるので)、そのまま食べることにしました。
種が硬いのが多少気になるのですが、味は甘酸っぱくて、まあまあ美味しかったです。

春に球根を植えておいた白のグラジオラス。ちゃんとそれなりに咲いたのです。

ですが、猛暑→台風→猛暑→台風という日々でございましたので、当然、このような事態に・・・
暑さで、もうどうでもよくなり、対策せず。

ギボウシは、深く青味がかった葉っぱを大きく広げ、気品のあるお花をつけていました。

チューリップが終わった花壇に、種を蒔いておいたホウセンカ。
間引きをしなかったおかげで、ぎゅーぎゅーに生えて、台風で倒れた茎があらぬ方向へ曲がって伸びて、そのあとバッタに食べられて、散々な見た目に。

お花と、はじける種を楽しむつもりだったのに、予想外の展開に。
この頃にはすっかりガーデニング熱が冷めてしまっておりました。
その後、8月9月10月と、蚊と雑草と、無尽蔵に伸び続けるツルバラと戦う以外は特筆することもなく、写真1枚撮らず・・・。


11月に入り、やっと気持ちに余裕が出来て、ふと気が付くと、レンガのすき間から菊が・・・
あら、石の後ろにも、菊が・・・

放っておいても、季節はめぐっていました・・・

植えた覚えもなく、妙な場所に勝手に生えてきたものですが、花が少ない時期にこれはとても有難く、この菊を、大切にして毎日眺めて楽しんでいます。

ブルーベリーの葉っぱが、真っ赤に紅葉して綺麗です。

そして、今、元気なのはこの子たちだけです。 ポリゴナム(ヒメツルソバ)。

どんどん広がって、はびこっています。

お花は、こんぺいとうみたいな形。

小さなカラミンサの花は、よく見るとカトレアのような形なのね・・・

咲き始めたつるバラ、ブラッシュノアゼット。秋のバラは、春のより色が濃くて、香りが澄んでいます。
冬になって、このまま散らずに凍ってしまうことも。

今年は、猛暑のおかげで庭に出られなかったのに加えて、読書にはまってしまって、時間が出来るとひたすら本の虫になってしまい、ガーデニングはおざなりです。
でも、チューリップの球根は買ったので、来年の春のために、これだけは植えようと思っています。
でないと、未来の自分に、文句をいっぱい言われそうなので。

 

2018-11-20 | Posted in 季節の出来事Comments Closed 

 

その後の『肌断食』―結局は「中庸」を選択する境地に至る 2018/10/20/Sat

前回の記事では、ひと月続けてみるつもり、と書いていた『肌断食』。
その後、どうしたかというと、結局、およそひと月やったので、気が済んだといいますか、要するに

止めました
その、やめた理由はふたつあります。

ひとつは、
一口に「顔」と言っても、何も塗らないことで良くなる部分と、何も塗らないことで悪くなる部分があるということがわかったからです。

肌断食は、洗顔のあと化粧水も乳液も何も塗りません。
最初こそつっぱってしまうのですが、そのうち肌自身が油分を出すようになってきて、びっくりするほど潤ってテカテカしてきます。

そうそう、だから、何も塗らなくてOK!! 化粧品代もかからなくなってバン万歳!・・・と、
いかなかったんです・・・。

季節が急に秋めいた関東地方、空気の乾きも急激に進みました。
私の場合は、Tゾーンは何も塗らなくてもいいけれど、そのほかの部分、ほっぺたや目尻なんかはあまり油分が出ず。ピンとつっぱって、乾燥した感じが続いてしまいました。
笑うと、シワが、そのままの深さで刻印されてしまいそう・・・

要するに、私の顔は、一枚岩ではなかった、ということです。
小さく分割されて、油っぽいところ、乾燥することろ、キメが細かいところ粗いところ、シミが出やすいところ、毛穴が目立つところ、など、いろいろな症状をもつ肌が混在していて、単純に「何も塗らなくていい」ということでは、解決しないことがわかりました。
なので、乾燥が気になる箇所には、やはり化粧水や美容液をつけることにしました。

そして、ふたつめの理由は、

『肌断食』は、なるべくお化粧もしないのが鉄則。 でも、
いくら引きこもりがちな私とはいえ、スーパーに買い物ぐらいは行くわけです。すると、
ありますでしょ?売り場に、鏡が・・・万引き防止?商品がたくさんあるように見せるため?
とにかく、鏡があるんです、いろいろな所に。
そして、
ふいに思いがけず、突然、その鏡に写った自分に遭遇するわけです。

その時の、素顔の自分にギョッとしてしまったから。

前回の記事では、
『自分のスッピンを見慣れて、「これが今のわたし」という根拠のない自信みたいなものが湧いてきた』と書いておりましたが、実際それは、これから素顔の自分が写るよー!という心の準備が出来ていて見ているわけで、そして、今自分がやっていることの、実験対象的な意味で、興味をもって自分を見ていたという面が多分にありました。
だからこそ、肯定的に、冷静に見ていられたわけです。

それが、いざ、自分の予期しない無防備な状態で「素顔の自分」に遭遇した瞬間、それはもう驚愕そのものです。

あー・・・、もう素顔では勝負できないな・・・。
いえ、誰と勝負しているわけでもなく、勝ち負けの問題でもないのですが、やっぱり、五十路を越えますと、外での素顔はキツイ・・・。
そりゃあどう見ても、お化粧している時の方が「まし」なんです。

じゃあ、お肌に負担をかけてまでお化粧するのと、美肌のために素顔でいるのと、どっちがいいの?って、またもやグルグルと結論は出ないわけです。
でも、考えてみたら、そういう答えがみつからないことって、他にも結構あるんですよね。

わたくし、40代の時2年半ほどベジタリアンでいた頃があったのですが、動物性食品を断ち、無農薬野菜を主に食す、という、かなりストイックな生活をしておりました。

ベジタリアン
その間、どうだったかというと、
まぁいい面もあったのですが、正直さすがにタンパク質不足は否めませんでしたし、あまりに体が浄化され過ぎて、ちょっとしたことですぐ体に影響が出やすくなったり、自分の中で湧いた疑問点が払拭されず、結局、徐々に普通に戻していって、最終的には止めてしまいました。
これも一定期間、意識高い系ナチュラリストを気取ってみて、もう気が済んだといいましょうか・・・

だからと言って、何でもかんでも食べたいものを食べ続けると、それはそれで弊害も多く、そっちも決してよろしくはない。

何においても、どっちかに極端に振り切った生活って、かなりな強い思い込みが必要で、ある意味洗脳されていないと続かないのだと思います。
それが楽しい間はいいけれど、ちょっとでも疑問に思い始めると、小さなほころびはどんどん大きくなって、結局なし崩し的に終焉をむかえます。
たかだか顔に何かを塗るか塗らないかも、そんな感じで、いい面もあるけど、悪い面もある。

そこで私が今回「肌断食」をやってみて行き着いた境地は、中庸で居よう、ということ。
数直線で言ったら、ちょうどゼロの近辺。
プラスにもマイナスにも極端に振り切らない、どっちにも行こうと思えば行けるけど、でも片寄らない位置。

「肌断食」の良かった所は、一旦肌をリセット出来たことです。
自分の肌が、今どんな状態なのか、何もつけないでいると本来はどうなのかが、しっかりと認識できたことは、たったひと月でも、やってみて良かったと思っています。

今まで何となく塗っていたものが、肌に合っていたのか、そもそも必要だったのか、考えるきっかけになりましたし、実際、化粧品を変えたり、洗顔方法を変えて見たり、久々に化粧品売り場に長居したりして、楽しみも増えました。

今は、朝、水だけで洗顔、化粧水つけて薄化粧して、夜は石鹸で洗顔して乾燥しやすい部分にはクリームや美容液をつける生活に戻りました。
お化粧は自分のため。
仕事モードとリラックスタイムを切り替えたり、鏡を見た時に自分を肯定できるようにするためのツールです。やっぱり私は、お化粧している方が気持ちも前向き。
ただしお休みの日は、プチ肌断食で、お化粧しない日も設けたりもしています。

結果的には、私の持論、「何を塗るのか、何も塗らないのかではなく、問題は下から上がって来て生まれ変わる新しい肌だ」というのは、正論のような気がします。

年齢的にホルモンバランスが不安定で、肌のターンオーバーも若い頃と違い、周期が長くなっていてなかなか生まれ変わってくれません。
それでもやっぱりあきらめず、肌に良いものをバランスよく適量食べ、よく眠り(これがなかなか)、ストレスをためずに暮らす、これがお肌の調子を整える、遠回りなようで近道なのかなぁ、・・・と思いました。

 

2018-10-17 | Posted in つれづれなるままにComments Closed 

 

水で洗顔そのあと一切何もつけない『肌断食』をやってみています! 2018/08/29/Wed

ここしばらく、ずっとお肌の調子が悪かったんですよね・・・

まあ、わたくし、東京オリンピック前回大会の生まれでございますから、もう若い頃のようにはいかないことは重々承知しております。
それに、
これから嫁に行くわけでもなく、女優でもなく、別に外見が悪くてもどうということもないのです。

でも、小さなことかも知れませんけれど、やはりお肌の調子が宜しくないと、自分の中の日々の幸福感というものが、なかなか上がらないように思うのです。

せっかく生を受けて生きているのですから、毎日機嫌よく、笑顔で居られたらと思うわけです。
それには少なからず、いえ、かなり大きく、お肌の調子が係わっており、誰かと比べているわけではないけれど、できれば、自分の納得のいくレベルまでもっていきたい、ただそれだけのことなのです。

が、
ここのところずっと最悪の状態。肌のキメが粗く、毛穴が開いて目立つし、鼻に赤い吹き出物・・・
改善させようと、あれを塗ったりこれを塗ったり、かなり迷走して、いったい何をつけたらいいのかわからなくなってしまうし・・・。
化粧で隠そうとすればすればするほど目立って、結局隠せていない。
は~・・・(ため息)

私は普段からいい加減なテキトーメイクで、そんなに化粧品はたくさん使っていない方だと思います。
それでも、この季節は、洗顔のあとに化粧水、日焼け止め、コンシーラー、リキッドファンデーション、おしろいなど塗るわけで、冬になればさらに乳液や保湿クリームも加わりますので、当然疑問に思うのです。

これって、本当に必要なモノなの? いろいろ塗り過ぎでしょ。

スキンケア用品

と、いうわけで、始めてみました。
肌断食。

みなさま、この言葉ご存じでしたか?
私はつい最近、ヨガインストラクターの方が書いた本を読んでいる時に初めて出逢いました。こんなのあったんですね・・・。
とにかく何もしないんです。
お化粧はもちろん、水で顔を洗うだけで、化粧水さえつけません。放置です。

「え? ムリでしょ? つっぱっちゃうでしょ?」と思いますよね。
むろん私もそう思いました。
でも、とりあえず、何もしないで放置してみましたよ。
そうしましたらね、やっぱりピンとつっぱっちゃいます、当然。
子供じゃないんですから。

で、その本にあった「乾燥を感じたらワセリンを微量塗る」をやりました。

ワセリン
本当にほんのちょっとだけ。容器のへりについていたものを微量指にとり、目の周囲や頬など、どうしても乾く部分だけに「塗る」、というよりは「抑える」という感じにつけます。
でも、意外にも、それで結構大丈夫でした。

数日すると、ワセリンなしでも平気になり、水洗顔後15分から20分ほどすると、肌が自分で皮脂を出して来て、何も塗らなくてもつっぱらなくなってきました。

ちょっとビックリ。
肌断食は、上から塗るモノに頼らず、自分の肌の自力を鍛え、水分と油分のバランスを保ち、ターンオーバーを促進させて美肌に辿り着くというものらしいです。

私は、ホームワーカーで、通勤もなく、人と会う機会も少ない生活をしているので、どうしても化粧をしなければいけないというわけではありません。
自分さえよければ、すぐに止められる環境でしたので、まず毎朝やっていた洗顔と化粧をやめました。
水でゆすいで、タオルでおさえ、そのまま放置。
日焼け止めも塗らないので、洗濯は中で干して外に出し、買い物は日が暮れかけた頃に、眉を整えて、色つきのリップクリームを塗って、帽子を深めにかぶって出掛けます。
夜も水で洗うだけ。お化粧していないので、石鹸やクレンジング不要。そして放置。

10日ほどたつと、赤い吹き出物が消えました。
現在、始めてから約2週間たちましたが、効果はというと・・・
正直、劇的な変化はありません。シミやしわが消えるってことは、もちろんございません。
でも、なんとなく、よくなっているような、キメや毛穴も小さくなっているような・・・
悪くなっていないのは確かです、が、お肌がきれいになったかどうかは、今は自分ではよくわかりません。
ペンちゃん(娘)に聞いてみたところ、「まあ、よくなっているような気もしないでもない・・」的なレベル。

それは、
肌の入れ替わりは約28日周期で行なわれるというのと、体重や体脂肪率のように数字で表せないから、というのがあると思います。
テレビの健康番組で使われているような、肌年齢がわかる機器でもあればね・・・

私が思うに、まだ途中経過ですから断言は出来ませんが、化粧品を止めるだけでは肌はきれいにならないと思います。

もちろん、何もつけないことによって、肌本来の働きは促されるかも知れません。一生懸命油分を出して潤うように、肌が変わって来るのかも知れません。
でも、下から上がって来て生まれ変わる新しい肌は、結局は自分が食べたもので作られるのです。

お肌にいいものを食べ、睡眠をしっかりとり、そして、メンタルが安定していなければ、決してきれいなお肌は作られません。顔に何を塗っても、なんにも塗らなくっても、それは同じってことです。

するとこれは、ニワトリが先か玉子が先かみたいなことで、最初に書いたように、お肌の調子が悪いと幸福感が薄く、幸福感が薄いとお肌の調子は上がらない。
つまり、自分が幸福で充たされていれば、お肌も自然ときれいになるっていう方程式なんでしょうね。
なら、わたくし、すでに知っておりましたわ。
私だけが知らない驚きの美容法が隠れているのかと思いきや、結局行き着く所はそこのような気がします。
なんか、ちょっとつまんない・・・けど、最終的には大きく納得。

とにかく、何もつけない肌断食をするなら、同時に食生活も睡眠も日常生活すべてにおいて健やかに整える努力もすること。これは必須のように思います。

でも、2週間やってみて、自分のスッピンを見慣れてまいりました。
逃げ隠れしていない自分、「これが今のわたし」という根拠のない自信みたいなものが湧いてきたのは確かです。
「何もつけない美容法」は、本来の自分のお肌がどんなポテンシャルを持っているのか、それを知るきっかけにはなると思います。
そういう意味では、すごく良い!

肌断食、私は、まずは、ひと月やってみるつもりです。そのあと、続けるかどうか考えて決めようと思います。
みんなはどれくらいやっているものなんだろう・・と検索してみると、もう3年とか、4年目とかって方も。

え? それって断食じゃなくて、もはやそっちが本編なのでは?とつっこみたくなるほど、長くやっていらっしゃる方も。
まあ、確かに楽ですもの。何もつけなくていいんですよ~、らく~。お金もかからないし。

肌断食は、本もたくさん出ています。

子供の頃からずっとお肌が弱い方は、肌断食は向いていないかも知れません。かなりスパルタなので。
私も、冬の乾燥する時期は、出来ないかも・・・。
また、経過を書きたいと思います。

 

2018-08-28 | Posted in つれづれなるままにComments Closed 

 

猛暑のお蔭ではかどる「読書」スマホアプリ「ビブリア」で記録&管理が楽しい! 2018/08/07/Tue

今日関東地方は久々に暑さから解放されましたが、各地のみなさまいかがお過ごしでしょう。

例年は、「寒いよりはまだ暑い方がいいんです」が口癖だった私も、今年はなかなかこのセリフは出ません。
日曜日も、普段ならどこか外出するところ、今年はただただ家に居ます。これは、外に出てはいけない気温・・・食料品の買い物でさえ、出来れば行きたくありません。
エアコンで部屋を冷やさないと何も出来ず、食欲もわかず、仕事も日常生活も、まったく進みません。

そんな猛暑の中、その猛暑のお蔭で逆にはかどっているもの。それは、読書でございます。
普段から、寝る前に1時間本を読むのが私の日課でございましたが、こう家に居りますと、本を読む以外やることがないんですよ・・・。
しかも、家のすぐ裏には区立図書館があるという好立地に住んでいるため、読む本には事欠きません。普段の倍のペースで読書がサクサク進んでおります。

ところで、本好きのみなさま、
読んだ本は何かに記録していらっしゃいますか?
私は今まで題名と著者ぐらいはメモしていたのですが、題名ってすぐ忘れてしまって、「これって読んだっけ?」とか、「どんな内容だっけ?」とか、思い出せないことが多かったんですよね。
昔はそのせいで、読んだ同じ本をもう一度買ってしまう、読み進むうちに、「あ、私、犯人知ってるわ・・・」と興味が一瞬で失せる、そういう事態に、時々遭遇したものです。

というわけで、この先、そんなことが起こらないように、スマホで読書を管理することにしました!

読書管理ビブリア

私が使っているのは、ビブリアというアプリです。「シンプルで余計な機能がないので使いやすく、お薦めです」と、他のアプリを使った方の言。

読書管理ビブリアの本棚こんなふうに表紙の画像で本棚が作れます。

これは↑実際の私の本棚でございます。最近は、時代小説を多く読んでいます。

読んだ本を登録するのは、手動でも出来ますが、本の裏にあるバーコードを読み込んで、ピッと簡単登録も可能。楽しい~

私の使い方、まずは、読みたい本を探して登録しておきます。例えば「東野圭吾」で検索しますと、

このように↑著作がすべて出て来ますので、「+読みたい」をタップしてリストアップしておきます。簡単なあらすじもわかります。
読んだら本棚へ移して、自分なりの評価や感想も記録しておくことが出来ます。

読んだ本の量はグラフ化され、このお蔭で少なからず、モチベーションがアップします。
たくさん読むと、なんか、この、本の妖精?みたいなおじいちゃんがコメントしてくれます。(たまに意味不明)
本を読んだら読みっぱなしだった私ですが、こうして管理し始めてみるとなかなか面白く、スマホのアプリ、本好きのみなさまにちょっぴりお薦め致します。(本心は、手書きの読書ノートを作るのが理想だと思っていますが、なかなか・・)

私は、昨年は1年間で35冊しか読めなかったのに、今年は8月7日現在ですでに32冊。7月は6冊も読了。読むのが遅い私にしては、異例のペースです。
それもこれも猛暑のお蔭。
そうは言っても、出来れば暑さは平年並みでお願いしたいところ。

 

ビブリアは無料のアプリで、アプリStoreなどで入手できます。iPhone用 Android用あるようです。

 

2018-08-07 | Posted in 暮らしのあれこれComments Closed 

 

うそ、ホントに?J-WAVEからスマートスピーカーが届きました!! 2018/07/12/Thu

身に覚えのないお届け物が・・・
でも、自分宛てなのは確かなので、受け取って見てみると、送り主はJ-WAVE・・・

ん?? え? もしかして、私に当たったの?

スマートスピーカーミニ

中身はこれでございます。グーグルホーム・ミニ。
オッケーグーグルっていう、あれでございますよ!

J-WAVEは、六本木ヒルズ森タワー33階にある、東京のお洒落ラジオ局でございます。今年は開局30周年の記念の年。
私は、結婚してからずっと聴いているので、J-WAVE歴は25年になりました。

J-WAVEのホームページの中に、お店やオフィスを登録できるページがあるので、私も自分のサイトを登録してあったんですよ。そうしましたら、

抽選で私が当選したらしいんです!!
あー、びっくりした・・・わたくし、抽選で何かに当たったことなんてほとんどないので、本当に驚きました。しかも、ティッシュや切手シートなんかじゃない、こんな素敵なものが送られてくるなんて。
なんだか一生分のくじ運を使い果たしたようで、この先ちょっと心配になるくらいです。

J-WAVEのクリアファイルと、リスナー会員サービスのキャラクター、「ジェイミー」のステッカーもいただきました。

J-meステッカー

体の形がジェイ。とのこと。なるほ、ど・・・

スマートスピーカーミニ

グーグルホーム・ミニは、こんな、大きめの重たいどら焼きのような形。我が家は、家電製品をスマホにつなげたりしていないので、やはり主にラジオを聴くのに使わせていただくつもりです。

スマートスピーカーミニ

私は、アナログ放送終了と共にテレビとサヨナラしたので、情報源は7割がラジオ、残り3割がインターネットという現在です。
耳って不思議なもので、自分の興味のある情報と、そうでない情報と、オンオフの切り替えがちゃんとできるんですよね。
必要な情報が流れてくると、ピッ!と耳が立って、脳に情報をインプット。そうでない情報は、ほかの生活音と同様にさらっと流れていってしまうので、脳が疲れない。
当然のことながら、使っているのは耳だけなので、目はほかのことに使える。手も動かせる。
正直この歳になるとトレンドを追ったりすることはないので、最新の音楽が気になるってことはないのだけど、自分が今生きている「時代」を感じることは大事だと思うし、ラジオは偶然の出会いをくれるから、そこが好き。
それ以前に、良い声の人、きれいな声の人が話しているのを聴くのは、それだけで気持ちよく居られるので、
番組を選ぶときは、そこに重きを置いています。

これからも、朝起きたら、夜寝るまで、私はずっとラジオをつけています。
J-WAVEさん、わたしに「オッケーグーグル」をありがとうございました。
そして、
30周年おめでとうございます! これからも、毎日、ずっと聴きます。

ラジオアプリなどで、全国どこでも聴けますので、みなさまもぜひJ-WAVE聴いて下さいね。
現在オンエア中の私が好きな番組は

月~木06:00-09:00 J-WAVE TOKYO MORNING RADIO

月~木09:00-13:00   STEP ONE

月~木13:00-16:30   GOOD NEIGHBORS

土08:00-12:00 RADIO DONUTS

土22:00-22:54 BOOK BAR です。

https://www.j-wave.co.jp/

 

2018-07-12 | Posted in つれづれなるままにComments Closed 

 

今この時期にしか食べられないものを集中して食す 2018/07/05/Thu

関東地方は、観測史上最速6月中に梅雨明けし、その後連日の30度越えのため、史上最速で夏バテしているワタクシでございます。
みなさまは、いかがお過ごしですか?

さて、今日は、今年初めてのこちら。

枝付きの枝豆

枝付きの枝豆でございます。地元農家さんの畑の、採れたてです。

ハサミでチョキンチョキンとさやをはずすのが好き。

粗塩小さじ1ぐらいをまぶして、茹でます。茹でるといっても、私は「小林カツ代さんレシピ」カップ1杯の水しか使わないというのをやっているので、茹でるというよりは、蒸す感じでしょうか。

まだ火にかけていないお鍋に、枝豆とお水を入れて、蓋をして火にかけます。
お水の量、カツ代さんはカップ1杯ですが、私はもっと少ないかも知れません。枝豆自身の水分で蒸す感じです。
キッチンタイマーを5分にセット。2分半たったら天地を返して、もう2分半。ひとつ味見して、硬かったらもう少し。

自分好みの硬さになったら、ざるにとります。(水は絶対にかけないで!)

塩気が足りなかったら、お好みで振り塩を。
たっぷりのお湯で泳がせるように茹でるより、水っぽくなく、味が濃くて、甘く仕上がるような気がします。
お湯を沸かす時間もガス代も節約!しかも美味しい。もしかして、栄養も逃げていないかも。

枝豆は、一年中冷凍で食べることは出来ますが、生で、しかも枝からはずした採れたてを食べられるのは、この時期だけ。
見つけたら、すかさず買って、集中して、繰り返し美味しくいただきましょう。
なんと言っても、ホカホカの茹でたてを、ざるからつまみ食いするのは止められません!

 

2018-07-05 | Posted in おいしいものComments Closed 

 

初夏の庭とガッカリ意気消沈の事件 2018/06/15/Fri

梅雨入り後、さすが梅雨だけに、毎日どんより雨模様のお天気が続いていています。
みなさまいかがお過ごしでいらっしゃいますか?
お天気のせいでしょうか・・・私は少し気持ちが滅入りがちです。

今は、蚊取り線香を持って、なんとかギリギリ、まだ庭に出られる時期。お花の写真を載せておきたいと思います。

ピンクラベンダー

ミツバチが来ていたピンクのラベンダー、咲ききったものから花穂をカットしていきました。この夏もう1回咲いてくれるでしょうか・・・

ブラックベリー

もうひとつ、ミツバチが好んで蜜を吸いに来ていたブラックベリーの花。今年は、実を収穫するのはやめようかと思います。えーっと・・・、昨年のがまだ冷凍庫に・・・

ブルーベリー

ブルーベリーは、小さい実をたくさんつけています。数は少なくてもいいので、甘くて大きい実がついてくれる方がいいのですが、枝の剪定、どこを切ったらいいのかわからず結局自然のままなので、小さいままです。

ブルーベリー

ブルーベリーの味はするけど、酸っぱくて小さい実。ほぼ観賞用です。

ギボウシ

ホスタ(ギボウシ)のつぼみ。ダイナミックな葉っぱを楽しむ植物「ギボウシ」ですが、お花も気品があります。

ギボウシの花
咲きました。うすいピンクパープル。

矢車草、ミント、スイートピー、ポンポンダリア。自分の庭に咲いたお花を切って来て、飾ることが出来る満足感。私がガーデニングを始めたのは、これがやりたかったからなのです。

ポンポンダリア

ポンポンダリアは、和菓子のよう・・・

ゆりのつぼみ

そして、夏の庭の主役は、ユリでございます。 順調に背が伸びて、つぼみがついて、

ゆり

スカシユリなどが、ちゃんと開いて、楽しませてくれました。そしてそして、毎年大きなお花と艶めかしい香りを放つカサブランカの開花を楽しみに楽しみに待っていましたところ、

ん??  ん??  んん??

ない!! 昨日まであった、つぼみがない!!! なんで? なんで? なんで?

つぼみを盗られたゆり

ほんとにここにあったんです!! つぼみ・・・
何度も見たけど、下に落ちた形跡もない。

多分、ハクビシンに食べられたのだと思います。ハクビシンは何度も目撃していて、うちの庭に入ってきたこともあります。今の所、ほかには考えられません。
調べてみたらユリは、毒があるものもありますが、つぼみは中華料理で食べることもあるそうです。
夜行性の外来生物。アライグマと同様、捨てられたペットが野生化し、都内でも問題になっています。
ブルーベリーは、もしかしてやられるかもと想定していたのですが、まさかのユリ。

ショックでガッカリ・・・、しょんぼり萎れています。

 

2018-06-15 | Posted in 季節の出来事Comments Closed 

 

ラベンダーにミツバチがやって来たので動画を撮りました 2018/05/26/Sat

先日の投稿の中で、存在感が薄いと言っていたピンクのラベンダーですが、まだあの時はつぼみだったみたいで、花が開いたら意外と華やかでした。

ラベンダーとミツバチ

しかも、そこへミツバチが蜜を集めにやって来ました!

風に揺れるラベンダーの中を、ブーンブーンと飛び回るミツバチ。初めて動画を撮ってみましたよ!
羽音も聞こえると良いのですが・・・ボリューム大き目でどうぞ。

どうやら、いろいろな種類の蜂が来ているようです。この中に、日本固有の大事な子が居てくれるといいけど・・・

私の庭では、昆虫は大部分が歓迎されませんが、この、毛皮のベストにしましまパンツのミツバチは、大切に扱われる数少ない部類の子です。

ラベンダーとミツバチ

この子たちが巣に帰って、私の育てたお花から、おいしい蜂蜜が出来るのかな・・・
ちょっとうれしい。

 

2018-05-26 | Posted in 季節の出来事Comments Closed 

 

バラの終焉と夏へ向かう5月の庭 2018/05/23/Wed

着ると暑い、脱ぐと寒い、何を着たらいいのか全くわからない毎日ですが、みなさまいかがお過ごしでしょう。
4月と5月は、庭のお花が最盛期です。
庭に出て、花殻を切ったり、殺虫剤をスプレーしたりしながら、時々写真を撮っています。特にこれと言って先月と大きな変化があるわけではないのですが、自分の来年の参考のためにも、記事にしておこうと思います。

イングリッシュローズ

今、私の庭にはバラが4本あるのですが、唯一ピンクではない、白のイングリッシュローズ「ウィンダミア」。今年は去年よりは花が小さかったけれど、花数は増えました。でも、相変わらずの花持ちの悪さ、満開と同時にパラッと散ってしまいます。香りが最高なのに、残念なバラです。

フレンチローズ

フレンチローズのつるバラ「ブラッシュノアゼット」。

クレマチス・テッセンとブラッシュノアゼット

テッセンと混ざりあって咲いています。

クレマチス(テッセン)

テッセンも満開。花数がかなり増えました。

テイカカズラ

その横には、テイカカズラ。いい香りです。

5月の前半は、パープルやブルーのお花がきれいです。

バラの花ピエールドロンサール

バラ、ピエールドロンサールはどんどんつぼみが開いて

最盛期にはモリモリで、迫力出過ぎ・・・

ピエールドロンサール

でも、花の美しさは相変わらずで、ため息が出ます。

咲き進み、花の中心部が変色したものからカットしていくと、後半咲いて来るものはピンクの色が薄く、白っぽくなっていきます。花の形も、まるで違うバラのようです。

庭全体が白と淡いピンクに包まれます。

ピンクラベンダー

初夏の花、ラベンダーが株を大きくしています。これはピンクラベンダーなので、

いまひとつ存在感が薄い・・・

白のスイートピー

スイートピーって、思っていた以上に背が高くなることを知りました。そして、香水のように強くてエレガントないい香り。

さすがマメ科。豆が出来ました。

さて、これでほぼ春のお花が終わり。これから夏の庭へ。 ユリ、グラジオラス、メド―セージ、ベリー類の実、そして

種を蒔いたホウセンカの双葉。無事育って花を咲かせて、パンとはじけるあの種を見るのを楽しみにしています。
蚊が出てきて、暑くなるとだんだん庭への興味も薄れていってしまいますので、あとほんの少しだけのお楽しみです。

 

2018-05-23 | Posted in 季節の出来事Comments Closed 

 

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