2023年早春の庭の様子 2023/4/5/Wed

春本番となりました。
みなさまいかがお過ごしですか?
私は、寒い真冬の間も、ガーデニングを楽しんでいました。

1月も半ばになると、沈丁花のつぼみがついて、↑
球根が芽吹き始めました。
これは、今年初めて植えた「ミニアイリス」の芽です。↓

2月に入ると、クリスマスローズが花盛り。

3月半ばに、満開になりました。
私の庭のクリスマスローズは、すべてシングルの、品種不明の子たちですが、

こんな、ブラックの男前の子や、

そばかすが可愛いこんな子もいます。
みんな、うつむいて咲くので、顔がちっとも見えないから、

お花だけ切って、フローティングしてみました。
よく見ると、花びらが丸い子、とんがっている子、ぼかしになっている子、アウトラインがある子、と、さまざま。

3月に入ると、植物の成長は目を見張る勢いで、1日であっという間に大きくなっています。
これは、ヒメウツギ・ライムシャンデリアの新芽。↑
枯れた細い枝から、急にライムグリーンの若葉が現れて、びっくりしました。

ミニアイリスも咲きましたよ。 ↑
身長10cm。 バランスわる!(笑)

これは、「アストランティア」っていう私の大好きなお花の新芽。 ↑
過去2回枯らしていて、3度目の挑戦です。
一株1,000円ほどする苗なので、今回は絶対失敗したくない。(笑)

失敗と言えば、
今年は、パンジー・ビオラの苗をネットで購入したのですが、届いた苗はまだ小さくて、もちろん開花していなくて、咲いてみたら、画像のイメージと全然違っていて、ちょっと失敗。
↑ これなんて、実物を知っていたら、絶対に買わない色だった・・
茶色に近いワインレッドのフリルに、黄色の斑が入っていて、すごい姉御感たっぷりのパンジー。(笑)
でも、せっかくだから、のびのび咲いてね。
ようこそ。私の庭へ。

パンジーは、例年放置して梅雨前に抜いて捨てていたのですが、
今年は満開になって徒長し始めたら、早めに一度切り戻して、再度の開花を待つことにしました。
つぼみもいっぱいあって、花盛りのお花を切ってしまうのは、なかなか決心がつかなかったのですが、

お花は、切り花にして、飾って楽しみました。
首を伸ばして徒長したお花は、切り花にぴったり。
今年は、「摘心」や「切り戻し」で脇芽や新芽の成長を促したり、「挿し芽」や「株分け」で苗を増やしたりと、今まで全くやってこなかったことも、いろいろと挑戦して楽しんでいます。
でも、
「大人っぽいセンスのいい庭作り」を目指しているのに、毎年、無駄な乙女心を発動しちゃって、メルヘンチックな、まとまりのない庭になってしまう・・

ふと、「センスのいい庭」を作るには、何が一番重要かな・・って、考えてみました。
庭の規模は、ベランダガーデニングから、公園のように広いお庭まで様々だけど、
私なりの答えは、やっぱり、「植物のチョイス」。
最近、ガーデニング系のYouTubeをたくさん見ていますが、センスのいい人は、植物の選び方が本当に素敵です。
庭の景色は、植物が作ってくれる。
だから、何色で、何をどのくらい植えるか、ここに掛かっている気がします。
私は万年初心者で、ついつい、好きなお花だけを集中的に咲かせようとしてしまうけど、お花が散ったあとも、お花のない冬の庭も、素敵に見せることができるんですよね。

まだまだスタート地点近くにいる私ですが、まずは、今まで完全スルーしていた、カラーリーフ系の植物をいくつか植えてみました。
花も咲くけど、主に葉っぱを楽しむ植物です。
↑ これは、ティアレア・スプリングシンフォニー。
冬になると、葉っぱに黒褐色の斑が入ります。

ヒューケラ・ミラノ。↑
緑の中に、パープルやグレー系の銅葉のものがあると、花壇がぐっと大人っぽく見えます。
今は、赤い花芽が出ています。 ↑

アジュガ・バーガンディーグロー。
アジュガは、植えても植えてもいつの間にかいなくなっていましたが、今年はちゃんと育ちそうです。

右側は、アジュガ・チョコレートチップス。↑
今は、パープルのお花が咲いていますが、花が終わっても、葉っぱが目を楽しませてくれます。
左は、ラグラス・バニーテール。
グラス類は、雑草感があって、今まで敬遠してきたのですが、これは穂が丸っこくて可愛くて、ちょっと植えてみたくなりました。

斑入りのヘデラ・白雪姫。↑
こんなのあるんですね、今。
アイビーも、いろいろと品種改良が進んでいて、びっくりします。

暖かい日が続いて、ホスタの新芽が、竹の子のようにニョキッと出てきました。↑

西洋ニンジンボクの新芽。↑
夏に、パープルのお花が咲く低木です。
楽しみ。 木ですが、鉢で育てています。

毎年、チューリップの色には翻弄されますが、今年もやはり。
↑ チューリップ・アリソンブラッドリー。ラベルではもう少し暗いワインレッドだったのですが、うちではこんな色で咲きました。
でも、なんとか許容範囲です。

↑ チューリップ・クリームアップスター。クリームイエローにピンクの筋が入る品種。
「大人っぽさ」は無かったけど、とても可愛いです。

今年のチューリップは、3個中1個、5個中2個と、高確率で発芽しないものがありました。
土中で、腐ってしまったようです。
原因は、低温不足だと思われます。
私の住む東京は、大寒波で雪が1回積もったものの、

全体的には暖かい冬で、寒さに当てないと開花しないチューリップには、良くない環境だったみたいです。
チューリップの球根の植え付け適期は、10~12月となっていますが、10月はまだまだ暑い日もあったり、12月になってもさほど気温が下がり切りません。
来年は、お正月に植えてもいいくらいかも知れません。
温暖化の影響は、ひたひたと、確実に忍び寄って来ています。

まだ土が見えていた2月上旬の花壇は、↑

2ヵ月後に、こんな感じになりました。↑
春って素敵。

私の庭は、元・和庭なので、小さな敷地につくばいが2つもあったり、大きな石があったり、洋風の庭にするのは大変で、悩みの種でした。
でも、最近は、和のお花も好きなので、無理に洋風にこだわらずに、和洋折衷が馴染む庭作りを目指しています。

つくばいのひとつは、過去には撤去することも考えたのですが、今年は、プランターの台にして、ポットで育てるハーブガーデンにしてみました。
ローズマリー、ラベンダー、ミント、パセリ、ワイルドストロベリーなどを育てています。

新しく、小さな山野草花壇も作ってみました。
↑ シシリンチュームの青いお花の後ろは、河原ナデシコ、左はイカリソウ、他には、シランやタイツリソウ、ミヤマオダマキなんかが植わっています。
渋いお花を育てるのも楽しいものですね。

これから、バラとクレマチス、そのあとは、ユリが咲く私の小庭。
今年は、アジサイも楽しみです。
↑ ヤマアジサイは、すでに小さな花芽が。
季節ごとに、成長の順番を計算して植え付けていくのは、本当に難しいです。
でも、正解も終わりもない庭作りは、今は楽しみでしかありません。
4月からもう蚊に刺され始める私ですが、めげずに頑張りたいと思います!

今日も最後までお読み下さり、ありがとうございました。

2023-04-05 | Posted in 季節の出来事 | タグ: Comments Closed 

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