クリスマスローズの咲く小さな庭で3・11気持ちを新たに 2017/03/11/Sat
3月11日です。
今日もこうして元気で生きていられることが、どんなに幸運なことか、思い知らされる日です。ほかに何が望みでしょうか、家があって、食べものがあって、仕事がある自分。感謝して、大事に生きていかなければと、今日は特に思います。
なかなか被災地に出向いて行動を起こしたりは出来ないので、買い物をする際、東北や北関東のものがあれば手に取って気に入れば買う、そして
福島の原発では、首都圏の電気を作っていたことを決して忘れないこと、東京に居る身で勝手なことを言わない、これが今私の出来ることです。
黙祷。
早いもので3月も3分の1が終わりました。
私の家の小さな庭にも、春が来始めています。
球根も芽を出し始めました。これはヒヤシンス。
去年は、あちこちにひとつずつ離して埋めていたのを、群生させた方がきれいだということにやっと気がついてくっつけて植えました。
全部がいっせいに咲いてくれるのを、わくわくして楽しみに待っているところです。
チューリップも頭を出しました。これも同じ種類を寄せて植えてあります。すでに自分がどこにどんな色を埋めたのか覚えていないので、咲くのがとても楽しみです。
白のジンチョウゲ。枯れずに育ってくれてヨカッタ・・・
まだ満開ではありませんが、香りが楽しみです。漂い始めたら、一番よく匂う位置に立って思い切り息を吸うつもり・・・
そして、今が見頃のクリスマスローズ。
去年花芽がつかなかった株も今年は全部開花しました。
どの子も下を向いてうつむいているので、少女漫画でイケメンがやるように手であごをクイッと持ち上げて、一人ずつ記念撮影です。
うちのは、みんな花びらが一重で、地味な子たち。
この、花びらだと思っている部分は実は「がく」。
だからこんな↑グリーンの子もいます。
雄しべ雌しべの周りの部分が、本当の花びら。退化してるのだそうです。
2色使いのや
淡いグラデーションや、
同系色だけのや
こんな↓ブラックの子も。
クリスマスローズはあだ名です。本名は「ヘレボレス」っていって日本語では今一つな響きなので、麗しいあだ名の方が定着しました。
お花が全て下を向いているので、ほんとうに残念・・・
でも
毎年枯れずに咲いてくれてありがとう、↓この子が一番の古株。
この子は↓一度瀕死になりながらも、復活して今年初めての開花。
日陰OKのクリスマスローズは、日当たりの悪いうちの庭では救世主です。
これから本格的な春が来て、チューリップ、バラと主役級のお花が咲き始めますが、クリスマスローズはずっと長く散らずに居てくれます。
機会があったら八重のものも植えて、もっと華やかにしていきたいです。でも、八重は少しお値段が張るので、考え中・・・
ガーデニングへの意欲が持続せず、すぐに放置してしまう私に、律義に付き合ってくれている宿根草たち。出来ればもう少し種類を増やして、真冬以外はお花がある状態に持っていけたらと思っています。
私が参考にしている本です。↓
いい本を読んでも、ずぼらが治るわけではありませんでしたが。
ナチュラルを越えてワイルドに、ワイルドを越えてジャングルに・・・
ナチュラル=放置 ではないことを、忘れずに。