ダンボールの達人 2012/07/22/Sun
わたしは、商品をお客様のところへ送るのに、新品のダンボールを買ったりしていない。
だから、品物が届いた時、みんな 「ん?」と思うだろうけど、今は、資源のリユースを、かえって喜んでくれる方も多い。
今日はたまたま茨城県産のピーマンの箱だ。
他にも、ポテトチップスとか、もやしとか、カラムーチョとか。
ぜんぜん可愛くない箱で届いちゃったりもするけど、ふたを開けると、そこには世にもかわいい布が入っていたりして、それはまるで「逆ビックリ箱」。
ダンボールのきれいさより、中身で勝負だ。
梱包も、ネットショップを始めた10年前に比べると、格段に上手くなった。
商品の量に合わせて、小さくしたり、高さを合わせたり、品物が中で泳いでしまわないように、けど、つぶれないようにふんわりと。
お客様の所にも、自分の所にもなるべくゴミが増えないように。
でも、開けた時に「わー」って思ってもらえるように、大事に。
ダンボールの扱いも、何千個も送ってすっかりコツがつかめて来た。
何かが、自分なりの工夫で、どんどん上手になっていくのって好きだ。
私は、サイトもサンプルも商品も一人で作り、品物の発送もぜんぶ自分でやる。
どの仕事も好きだし、欲深いので、すべてを思い通りに自由にやりたい。
ダンボールとカッターとガムテの作業だって実は結構楽しい。
そして、私はまるでベテラン職人のように、ダンボールの扱いが、日々極まっていく。
2012-07-22 | Posted in お店の仕事 | | Comments Closed