合唱コンクールに涙す 2009/03/13/Fri
今日は、練馬文化センター大ホールで行われた、娘の中学の合唱コンクールに行ってきました。
1年、2年と、見に行ってやる事が出来なかったので、今日はお店を休業して、行って参りました。
私の住んでいる東京都練馬区は、都内でも有数の生徒数を誇るマンモス校が何校もあって、娘の通っている学校も生徒数が700名近い大規模校のひとつ。
こういった行事や体育祭が、素晴らしく盛り上がるのです。
娘のクラスは、全員がとても仲が良く、車椅子の生徒さんも極自然に一緒に生活しています。
とても良い学校なので、学区を越境して通ってくる生徒さんも多いようです。
私は、歳とともに涙もろくなって、近頃は、この「子どもの歌う声」と(体育祭などで)「走る姿」にめっぽう弱いのです。
今日は、始まる前から、すでにウル目になっておりました。(早い・・・)
3年生の歌は特に感動的で、保護者席からは鼻をすする音があちらこちらから。
歌も良かったけど、驚くのは、指揮が出来る生徒さんと、プロ並みに上手いピアノ伴奏者が次から次へと(クラスに最低でも2名ずつ)出現することです。
3年生の曲は、どれもスケールの大きい難曲ばかり。
招待されていた著名な音楽の先生も、同じようにおっしゃっておいででした。
「こういう学校は珍しいのです。さぞかし他校は羨ましいことでしょう」って。
若い人の可能性と、才能にはつくづく感心させられます。
最後に、3年生の全員合唱『河口』が終わると、感極まって泣いている生徒さんも。
「ゆとり教育」の真っ只中で育った今の中高生たち。
若いから、未熟で、普段は大人から睨まれちゃうこともあるけど、みんなそれぞれ良い子でがんばっていて、こんなふうに歌っている姿なんか見ちゃうと、どの子も自分の子供のように可愛く見えてしまう。
教師の仕事は、一度やるとやめられないって聞くけど、確かにね・・。
今日は聴きに行けて、本当に良かったです。