これもデトックス 心や体が出すサインを見逃さないで 2017/06/04/Sun
みなさま、瞑眩(めんげん)という言葉、ご存じですか?
私は、今、あることに悩まされています。
それは、体のかゆみ・・・。「めんげん」が久々にやって来ました。これで3回目、今回は結構大規模です。
めんげんは漢方の用語で、いわゆる「毒出し」。好転反応とも言います。体が、溜まった良くない物を出して体質改善しようとして、頭痛や吐き気や発熱や下痢などの不調を起こします。症状は人によって様々あるようですが、私の場合は湿疹です。
4月のとある日、突然くしゃみと鼻水が止まらなくなり、いよいよ花粉症デビューか??と思ったら、次の日には何事もなかったかのようにピタリと治まり、そこから、体に湿疹が出始めました。
あ、これは・・・
すでに過去に2回経験しているので、これが虫刺されや下着のかぶれなどではないことはすぐにわかりました。
肌が総毛立つようにぷつぷつと突起し始めて、激しいかゆみ。我慢できないので掻いていると、先端から血と何やら体液が出てきて、それがかさぶたになっていきます。どんどん範囲が広がって、体中がかゆくなって、かさぶたがまるで水玉模様のよう・・・・。だんだんと皮膚が紫色っぽくなってきて、熱を帯びたような感じになっていきます。体が、内側から必死に何かを出そうとしている感じです。
そう言えば、ここのところかなり食生活が乱れていました。甘いものを食べ過ぎていたし、買ったものを食べたり外食も多かったし、体を温めることを怠っていました。要するに「調子にのっていた」・・・。
体はちゃんとサイン送っていたのです。口内炎が出来たり、ものもらいになったり。免疫力が落ちているぞ、このままだと命に係わる病気になるぞ、と。
瞑眩は、悪い所に出るそうです。過去2回は足首から始まり、全身に広がりました。多分婦人科系が弱っていたのでしょう。
今回はそけい部(脚の付け根)が一番ひどいので、リンパの流れでも悪くなっているのでしょうか?・・・過去2回とは違い、ひざから下に全く出ないのは本当に不思議です。
有り難いことに、顔と手首から先には出ないので、服を着ていればわかりませんし、出る物が出きってしまうと治まります。私の場合、だいたい2か月ほどの辛抱です。
ついつい楽な方へ楽な方へ行ってしまうものです・・・人間。
わかっていても止められないものもあるし、明日死んでしまうかもしれないんだし、好きなようにすればいいって発散するのもたまにはいいけど、明日も普通に生きている可能性もあるのだから、投げやりになるのはいけません。
体の声に耳をすまして、サインを見逃さないようにしませんと。
まったくもって学習能力のない私。
まずは主食を玄米に戻します。3分づきなので、白米の2倍時間を長くするくらいで大丈夫。良く噛んで、ゆっくりいただきます。
おかずも和食中心で粗食に。食べ過ぎないように気を付けながら。
甘いものが食べたくなったら、アイスやチョコレートではなく、レーズンやプルーン、季節の果物など自然なもので我慢がまん。
白砂糖は体を冷やす上に中毒症状があって、止めるのは一苦労。こんなことにでもならない限り、自主的に控えるなんてことは不可能です。
だからこそ、体はちゃんときっかけを作ってくれます。今はその時。
今の体は、今まで自分が生きてきた結果です。
先のことを考えると不安になって、メンタルが安定しません。だから、10年後のことは考えないのが私のモットー。でも、1年後はまだ元気でいたい。
それにはほんの少しの我慢も必要ですね。しばらくは続けて、ゆっくりバランスをとっていきたいと思います。
不思議なのは、めんげんが始まるちょうど1週間前、訳もなく無性に物が捨てたくなって、家中の収納場所から要らない物を出して断捨離していました。
体より、心の方が先に毒出しを始めたようでした。
やっぱり、心と体はつながっているみたいです。
《6月6日追記》
この投稿をお読みいただいた皆様からたくさんご心配をいただいてしまいました。ありがとうございます。
深刻なことではないので、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。これはいわゆるデトックスで、症状も慢性的なものではないので、しばらくすると止まって以前より体調が上向いていく、その途中の段階です。気持ちはとても穏やかで、人間の体って面白いな~・・と、毎回かなりの興味を持って経過を見守っております。